ELECTRIC LOCOMOTIVE EF58
EF5861 2007

Last Update 2017.10.1

こちらのページでは2007年に入ってからの61の活躍を紹介していきたいと思います。昨年に引き続き、更なる活躍が期待されていましたが…。9月の台検以降、不具合が発見され田端と品川を単機で往復するのみとなってしまいました。
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 2007年

2006年後半の大活躍が嘘のように2007年に入り鳴りを潜めていたロクイチですが、本年最初の客レ牽引は昨年12月と同じく東海道線に入線した「浪漫」の熱海からの回送担当でした。
最後部にEF6441をぶら下げて、東海道線を行く61号機。
撮影:EF5852さん  回9828レ  平塚―茅ヶ崎 2007.3.3
EF5861
今回の運用で「浪漫」はラストランとのことで、沿線はさぞかし人出が凄いだろうと私は地元付近でひっそりと見送ることに。
ロクイチが走ることは嬉しいですが、「ラストラン」がらみとなるとどうしても虚しさも感じてしまいます。
回9828レ  東戸塚―保土ヶ谷 2007.3.3

保土ヶ谷手前のカーブを行く。
今回は午前早くの上りと言うことで、晴れれば良い光線も期待できただけに重たい曇り空は残念でした。
撮影:パックマンさん  回9828レ  東戸塚―保土ヶ谷 2007.3.3

東海道「浪漫」牽引の翌週。今度はEF6436とプッシュプルで「ゆとり」を品川〜横川〜上野で牽引。ロクイチは横川方に連結されました。
「朝から鬱陶しい雨模様でしたが61が通過する昼過ぎにはカラっと晴れてくれました。しかし、春二番?による強風で畑の土が舞い上がっていたので普段好まない住宅地での撮影となりました。」(EF5852さん)
撮影:EF5852さん  9811レ  深谷―岡部 2007.3.11

今回は午後遅くに横川着のスジだった為、信越線定番の岩井橋梁では光線が反対側に回ってしまいました。
撮影:hideさん  9113レ  群馬八幡―安中 2007.3.11
この日、関東地方は朝から大荒れの天気で思わず挫けそうになりましたが、午後から晴れの予報を信じて現地入り。 結果、トップライト気味ではありますが見事な青空の下を行くロクイチを拝むことができました。<挫けないで良かった〜。(^^;) 沿線には朝の天候のせいもあってか、「ホントにロクイチ来るの??」と言うぐらいファンの数が少なく、終始まったりとした雰囲気でした。ただ、風は無茶苦茶強かったですけど…。(^^;)
9113レ  安中―磯部 2007.3.11

こちらはほぼ同じ場所で撮影のパックマンさんの写真。 アングルやレンズの焦点距離が変わると印象も異なります。
撮影:パックマンさん  9113レ  安中―磯部 2007.3.11

快晴の信越線内を行く61号機。カーブで「ゆとり」の編成が切れてますが、かえってかつての「サロンエクスプレス東京」を彷彿させます。
撮影:EF5852さん  9113レ  安中―磯部 2007.3.11

横川駅はご覧のような光線で、しかも片パン下げ状態と言うこともあってか、ロクイチ登板の割には非常にのんびりとした雰囲気でした。
撮影:パックマンさん  9114レ  横川 2007.3.11
今や貴重になりつつある原色115系との顔合わせ。ロクイチが隣のホームに入っていれば最高の光線だったんでしょうが、それでもつい撮ってしまうのが悲しい性。
9114レ  横川 2007.3.11
復路、残念ながらロクイチは片パン下げ…。翌日が月曜と言うこともあり撮らずにさっさと帰るつもりでしたが、途中、良い感じの光線のポイントを発見。ついムラムラと撮る気が起きてしまい結局返しも撮ってしまいました。これもロクイチマジック?
9114レ  横川―西松井田 2007.3.11
翌12日、EF81100と重単で田端操から品川に帰投するロクイチ。
例によってちょっと職場を抜け出して撮影しましたが、これまたきれいに山手線が併走…。苦し紛れのケツ撃ちです。
こればっかりは運とは言え、日頃の行いが出ますかね〜。(-_-;)
単   レ  恵比寿―目黒 2007.3.12

信越線「ゆとり」から2週間。同じく「ゆとり」を使用した団臨を牽き、今度は品川から東北本線は黒磯までロクイチが入線しました。私は仕事で行けませんでしたが、当日、関東地方は朝から雨模様で皆さん撮影には苦労されたみたいです。
雨をついて野木駅を通過するロクイチゆとり。
撮影:EF5852さん  9511レ  野木  2007.3.25
packman-20070325a
最近はどうしてもPPでの客車牽引が多い中、単機で「ゆとり」を牽引するロクイチの姿はまさに正調編成。やはり良い物ですね。
撮影:パックマンさん  9511レ 岡本―宝積寺 2007.3.25

上の団臨の黒磯からの回送を牽き東北本線を上るロクイチ。ちなみに回送は尾久止まり。
「雨降りしきる中の撮影でしたので、上り、下り、共に車の中から撮影出来るポイントを選びましたので、上りはタイガー越しですが、まあ、そこはお手軽撮影と言う事で。」(パックマンさん)
撮影:パックマンさん  回9522レ  氏家―宝積寺 2007.3.25
同じく「ゆとり」団臨の回送です。雨の降りしきる王子を通過、尾久を目指す。
撮影:単回もなかなかさん   回9522レ  王子 2007.3.25

翌26日に運転された田端から品川へ単機回送。
「この季節の山手貨物線は沿線の高層ビルの影が落ちていて思うように撮影できませんでしたが、なんとか機関車一両分の陽の当たるスペ−スを確保できました。 ひと昔前はこんなに苦労しなかったと思うのですが…。」(EF5852さん)
撮影:EF5852さん  レ  目白―高田馬場 2007.3.26

数年前に比べて、最近ロクイチも頻繁に首都圏周辺の小運用に充当される機会が多くなりました。歌舞伎町を横目に大ガードを渡る単回。
「大都会をロイヤルエンジンがコダマするう(^^)」(もーたーまんさん)
撮影:もーたーまんさんもーたーまん秘宝館  単9950レ  新大久保―新宿 2007.5.14

天賞堂主催の団臨に使用する24系25形7連の品川への送り込み回送を牽く61号機。今年は本番では61が登場しませんでしたので、こちらがメインだった方も多いのでは?
撮影:hideさん   8543レ      東大宮操車場 2007.5.18

同じく天賞堂団臨の送り込み回送です。東大宮操で向きを変え、品川を目指します。結局これが現在のところブルトレ編成との最後の組み合わせになってしまいました。
撮影:hideさん   8540レ      東大宮操車場 2007.5.18

3月のミステリーと同様、「ゆとり」をEF64とPPで信越線横川まで牽引。スジは前回とは異なり品川〜横川〜高崎〜横川〜上野でロクイチはずっと横川方でした。夏を思わせる日射しの中、ゆっくりと品川客車区から姿を現すロクイチ&ゆとり。「H」マークにはちょっとビックリ。
品川 2007.6.17

ゆるゆると品川駅に向かうロクイチとゆとり。急カーブで長い車体と台車とのずれが大きくなっています。ゴハチの車体前端を絞った形にした理由が分かりますね。
品川 2007.6.17
EF5861 同じく品川駅の8番線に入線する61号機。臨時列車などの運転時に良く見られた品川客車区から品川駅に直接入線する光景も、田町車両センターの再開発によって想い出となってしまいました。
この写真を元にヘッドマーク部分を品川鉄道探検隊に参加した際に撮影した「つばめ」に加工した物を、61号機の61周年を記念してトップページに掲出しました。(加工した物はこちら。)
品川 2007.6.17
EF5861
品川駅の臨時ホームで待機するロクイチと「ゆとり。9番線にはブロック塗装(って言うんでしょうか?)の185系が入線中。
9611レ        品川 2007.6.17
思えばこの「ゆとり」の前身、「サロンエクスプレス東京」がジョイフルトレインの最古参ですね。お座敷に改造されたとは言え後輩の多くが姿を消していくなか、この麗姿が今も見られるのは嬉しいかぎり。

9611レ        品川 2007.6.17
時間に余裕があったので発車まで品川でじっくりロクイチを眺めることができました。今回のミステリーは法政大学鉄研の創立記念列車と言うことからか、そのOB風の年配の方の姿が多く見かけられました。
9611レ        品川 2007.6.17
一見綺麗に見えるロクイチですが、雨中走行の影響か結構汚れてきています。もっとも現役時代はもっと汚れていましたね。エアータンクの標記は「17-9-14 大宮車両所」。 私はこの後、新幹線を使って横川まで一気に移動しました。
9611レ        品川 2007.6.17
品川を発車し大崎へ向かうミステリー列車。これは横須賀線先頭車両から、山手貨物線に合流する目黒川信号場〜品川間のほんの数キロの区間でのすれ違いを撮影した、ある意味とても貴重なカット。
「横須賀線に乗り込んだとき、既に品川発車に間に合ってないことが確定。それに気付いたとき、「あぁ〜失敗したぁ!ビデオ持ってくれば。。」と思いましたが気を取り直し、カメラでも撮るだけ撮ってみようかと。。幸い、先頭車両には中高年の男性が4〜5名乗っているだけで、特に冷たい視線もなく、カメラを構えられました。(^_^;」(単回もなかなかさん)
撮影:単回もなかなかさん   9611レ        品川―大崎 2007.6.17
品川を出た同列車は隣の大崎構内で早速10分ほど停車。現在の山手貨物線は埼京線や湘南新宿ライン、成田エクスプレスなどがひしめき、数年前からは考えられない盛況ぶり。臨時の客レをその中に入れ込むのはなかなか大変なんでしょうね。
撮影:単回もなかなかさん   9611レ        五反田 2007.6.17

上でも触れたとおり、様々な列車が行き交う現在の山手貨物線内での撮影は、被り率が非常に高くとてもリスキーになってしまいました。
「遠くに61のヘッドライトを確認して撮影集中力を高めた瞬間に背後から185系対向電車が…。一時は諦めましたがなんとか機関車だけは撮影できました…。orz」(EF5852さん)
撮影:EF5852さん   9611レ       駒込―田端 2007.6.17
初夏の高い陽射しを背後に受けて高崎線を行く。
「電車で追っかけるも湘新ラインの快速停車駅は意外に撮れそうなところがなく、結局、籠原まで来てしまいました。。ここまで来るんならいっそのこと安中あたりに行っておけばいいのに、何故に行かないのか。。自分で自分がわかりません。。次の日が月曜だったからか??あぁ、情けなや。。」(単回もなかなかさん)
撮影:単回もなかなかさん  9313レ       篭原 2007.6.17

品川から山手貨物線を経由して高崎線に入り、高崎から信越線で横川へと言う経路は今年3月のミステリーと同じでした。
「発車前からマーク付きの情報があり、やる気半分で、しかも返しもやらずに帰って来てしまいました。安中もそこそこ人はいたのですが、3月より1時間早いこの時間でも側面には日が当りませんでした。」(hideさん)
撮影:hideさん  下り列番不明       群馬八幡―安中 2007.6.17

田植え真っ盛り。水の張られた田圃を矢のように駆け抜ける。
「夏の太陽が、真上から射し、ロクイチの足回りは真っ黒ですね。でも、田の水の張り具合といい、なかなか満足です。」(SH400さん)
撮影:SH400さん   下り列番不明        安中―磯部 2007.6.17

真夏を思わせる陽射しと陽炎が揺らめく横川駅にしずしずと進入する。こうして見ると後ろのEF64が後補機に見えなくもありません。ちなみにここ横川で待ちかまえたファンはほんの数名でした。
下り列番不明         横川 2007.6.17

横川構内に佇むロクイチ+ゆとり。これが撮りたい故に今回はここに来たようなモノだったりします。これでマークが無ければ…と言うのは贅沢ですね。(^_^;) この後すぐに後ろのパンタが降りてしまい、両パンが上がったカットはこれしか撮れませんでした。この後の高崎までの回送、及び復路は今回も片パンタでした。
下り列番不明         横川 2007.6.17

ロクイチとスロフ14の展望室部分。その後に多数登場したジョイフルトレインと比べても「ゆとり」(SET)のデザインは塗装のセンスと共に実に秀逸だと思います。マルーン(赤7号)をベースにした塗装は今見ても上品。同系色のロクイチとは当然の事ながらよく似合います。
            横川 2007.6.17

高崎から横川へ向かう回送で再び61号機が先頭に。ヘッドマークが往路と変わっています。現地で聞いた情報だと何でもロクイチとロクヨンのヘッドマークを間違えて取り付けてしまったとか…。(^^;) そう言われてみると確かにこちらのマーク(法政大学の校章でしょうか)の方がロクイチに映えますね。
回9125レ     安中―磯部 2007.6.17

私の居た所より200mほど磯部寄りでしょうか。ニアミスですね〜。
「高崎で機回し無しとの情報。久しぶりにかぶり付いてみました。マ-クも校章の様ですが、なかなかロクイチに似合っているような。」(SH400さん)
撮影:SH400さん   回9125レ    安中―磯部 2007.6.17

夕陽を浴びて上野に滑り込むロクイチ。ぶら下がり、片パン、陰がモロに面に当たってと無惨な写真ですが、肉眼で見た姿は神々しいまでの美しさでした。この時、高崎線の遅延で肝心の列車がいつ来るか分からず、刻々と落ちていく夕陽と手前の線の被りが心配で気が気ではありませんでした。
9316レ       鶯谷 2007.6.17

上野到着後10分ほどで折り返し尾久へ向かう回送です。既に陽がほとんど当たってませんが、なかなか良い雰囲気でした。列車の先頭に立って夕刻の上野を発つロクイチは珍しいですね。ここ鶯谷を行く姿を見ると、かつての高二や長岡、宇都宮のゴハチの姿がオーバーラップして、ちょっと感傷的になってしまいます。良く見ると背景の建物もその当時とそれほど変わっていないようですね。この回送が61号機最後の客車牽引となるとはこの時は思いもよりませんでした。 ロクイチはこの翌日、単機で品川へ。
回9468レ       鶯谷 2007.6.17

25日に交検?で田端に行っていたロクイチが裏単で再び品川に。
撮影:EF5852さん   単9950レ       駒込 2007.629
台車検査の送り込みで裏単で田端に向かう61号機が品川駅9番線に入線。客車の減少でシナオク・オクシナへの登板機会も減り、ここ数年単機で品川〜田端間を行き来する光景が多くなりました。
「さほど多くはないファンたちに遠巻きに囲まれ、パニる、なんてこととはほど遠く、日常の品川の光景といった印象でした。」(単回もなかなかさん)
撮影:単回もなかなかさん   単9951レ      品川 2007.8.10
恒例となった尾久車両センター(旧・尾久客車区)の公開でターンテーブルに乗るロクイチ。今年は旗は付かず「JR20周年」と「はくつる」マークが取り付けられました。ちなみに「はくつる」は登場当時東京区のEF58が運用を受け持っていたので、61号機も実際に牽引をしています。
撮影:単回もなかなかさん         尾久車両センター 2007.11.10

品川への回送に向かう61号機。
「157最終運用の日。こちらも今後が心配な、ロクイチを見てきました。車体のコンディションは良さそうでした。」(SH400さん)
撮影:SH400さん         田端操車場 2007.11.15

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