EF1317 八王子機関区にて 1977.6.5
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EF13形電気機関車と言われても、あまり馴染みの無い方も多いかと思います。しかし、その車体はデッキ付きで登場した旧EF58形から譲り受けたもので、EF58時代の特徴を強く残しており、EF58形を語る上では外すことのできない存在です。
EF13は第二次世界大戦中に登場した戦時設計の貨物用電気機関車です。大戦期間中持てば良いと言う発想で徹底した機器の省略、代用品の採用による材料の節約が行われ、車体も当初は国鉄電機としては異色の凸形スタイルでした。
その後昭和28年〜32年にかけて、流線形への車体変更で余剰となった旧EF58形の車体(丁度同数だった)を譲り受け、国鉄標準形として生まれ変わり、首都圏近辺で昭和54年まで黙々と働き続けました。
このページではそんな彼らの晩年の姿を中心にご紹介したいと思います。(kobaneko)
1999年9月22日
掲載機数:31両中31両
(100% 2002.5.6)
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