ELECTRIC LOCOMOTIVE EF13
Vol.2 (No.16〜31)

Last Update 2016.5.19

※印…主な特徴です。画像をクリックすると大きなものが表示されます。

Index EF1316 EF1317 EF1318 EF1319 EF1320 EF1321 EF1322 EF1323
EF1324 EF1325 EF1326 EF1327 EF1328 EF1329 EF1330 EF1331
 
 1〜31号機 続き
 EF13 16〔八王子〕 車体:旧EF58 10(三菱電機・三菱重工)
ef5853-EF1316c 車体断面の高い16号機。エアフィルタは初期の大きなタイプです。
「元気な頃の16号機。立川も駅ビルはできるわ、モノレールは空をゆくわ、で「ここはどこでしょう?」というような変貌ぶりですね。」(EF5853さん)

※車体断面高 エアフィルタ大 第1・第5側窓中央 ドアノブ縦

撮影:EF5853さん  立川 1976.10.1
製造年月日:S21.5.28
製造:日立製作所
改造年月日:S28.3.18
改造:東京芝浦電気
廃車:S52.2.8
ef5853-EF1316a 「廃車解体待ちでナンバープレートははずされ、窓ガラスは割れ、板が打ち付けられ屋根には有刺鉄線が張り巡らされているというあわれな姿。」(EF5853さん)
う〜ん、とっても痛ましい姿ですね…。(;_;)
撮影:EF5853さん  拝島 1978.3.14
ef5853-EF1316b 「後ろには同じく廃車となった、キハ16[西ハチ]がいました。青梅線の車窓から見つけ、踏切からクイッと曲がってテクテクと歩いていきました。(結構遠かったです)」(EF5853さん)
撮影:EF5853さん  拝島 1978.3.14
ohno-ef1316 この16号機の車体は元EF58 10号の物ですが、同機は戦後間もない昭和22年製で外板がつぎはぎだらけだったのかベコベコです。
撮影:ohnoさん  矢向―尻手 1976.9
 EF13 17〔八王子〕 車体:旧EF58 14(東芝車輌製)
EF1317 こちらも車体断面の低い17号機です。同機の正面の昇降段は左側の機関助士側の窓上に手すりが増設されています。

※車体断面低 エアフィルタ小 第1・第5側窓中央 正面昇降段増設 砂箱配置変形 ドアノブ縦
八王子機関区 1977.6.5
製造年月日:S21.5.31
製造:日立製作所
改造年月日:S31.10.22
改造:日立製作所
廃車:S
EF1317 本機はこの時点ではプレート式先輪が残っていました。恐らく廃車時までそのままだった可能性が高いと思います。
八王子機関区 1977.6.5
EF1554 EF1317 八王子区の僚友EF1554とツーショット。EF15のページで掲載済みの写真ですが、EF15とEF13の差異が良く分かるの載せました。箱形EF13の車体は元々EF15一次形と同様の車体を持つ旧EF58の物なのでEF15一次形とほぼ同じ形態です。しかし、足回りはEF10など他の貨物機の伝統を受け継いだ形で台車台枠が前端バリ部分まで一枚の板枠でできています。その為、前端バリの形状が両社で全く異なっています。EF13は先輪が台枠の内部に収まっているのに対し、EF15の先輪は台枠から前に突き出た細見の前端バリの外側に剥き出しになっています。
八王子機関区 1977.6.5
ef5853-EF1317 プレート式先輪が戦時形の面影を偲ばせます。本機の砂箱配置は凸形時代の配置がそのまま残っています。
「全身が写ってませんが・・。ちらりと見える右のカマはEF1560[八]です。」(EF5853さん)
撮影:EF5853さん  499レ 新宿 1977.3.14
ohno-ef1317 民家をかすめるようにして短絡線を行く17号機。右側の空き地?や曲がった電柱などがノスタルジー。
「高校が武蔵小杉にあったので、撮影場所はこの近辺が多いです。」(ohnoさん)
撮影:ohnoさん  尻手―新鶴見 1977.2.16
ohno-ef1317b  ご覧のように同機の避雷器はパンタの後ろ側です。
撮影:ohnoさん  平間 1977.6.11
 EF13 18〔八王子〕 車体:旧EF58 24(川崎車輌・川崎重工製)
EF1318 写真が荒く申し訳ありませんが、こちらは車体断面が高い18号機。第1・第5側窓は標準位置でエアフィルタは大きいものです。車体断面が違うと随分印象が変わります。

※車体断面高 エアフィルタ大 第1・第5側窓中央 ドアノブ縦

八王子機関区 1978.10
製造年月日:S21.7.30
製造:日立製作所
改造年月日:S31.10.22
改造:川崎車輌・川崎重工
廃車:S53.10.20
ef5853-EF1318 「このころの南武線の線路はひどかったんだなぁ・・・と今更のように思います。この日が、EF13を追いかけることが出来た最後の撮影でした。」(EF5853さん)
撮影:EF5853さん  5164レ 鹿島田 1978.9.24
inage-EF1318 N.Inageさん撮影の18号機。旧EF58は戦後すぐの製造のため、車体外板が落成当初からベコベコだったようです。
撮影:N.Inageさん  新宿 1978.8
ohno-ef1318 南武線を単機回送で行く。EF13のナンバープレートはEF15と比べると随分と大振りなものになっています。
撮影:ohnoさん  5164レ 津田山 1978.9.24
ohno-ef1318b 浜川崎で待機する18号機。同じ車体のEF15一次形とは足回り、特に台車枠が前端まで達した形状など随分異なります。この形は戦前のED16形から始まる省形電機伝統の形状です。
撮影:ohnoさん   浜川崎 1975.2.2
ohno-ef1318c 奥に見える73形電車や線路端の雰囲気が時代を感じさせます。こういった周囲の状況も分かる写真も貴重な記録ですね。このあたりは今はどうなっているんでしょう?
撮影:ohnoさん   尻手―矢向 1977.2.16
 EF13 19〔八王子〕 車体:旧EF58 15(東芝車輌製)
kantera-ef1319 車体断面が高くエアフィルタが大きい19号機。先輪はプレート式です。屋根上の雨樋は設置されているかどうか不明です。

※車体断面高 エアフィルタ大 第1・第5側窓中央 ドアノブ縦
撮影:KANTERAさん旧型電気機関車の宝庫)    1975.11
製造年月日:S21.8.14
製造:日立製作所
改造年月日:S30.9.15
改造:東京芝浦電気
廃車:S52.2.8    
EF1319 私は未撮影と思っていた19号機の写真を見つけました。19号機単体の写真と言うと無理がありますが、EF13現役当時の八王子機関区の光景です。左から(EF1561)、EF1317、EF1319、ED61、EF1554、DD1362。右端にチラリと見えているのもEF13ですね。
八王子機関区 1977.6.5
 EF13 20〔八王子〕 車体:旧EF58 25(川崎車輌・川崎重工製)
ohno-ef1320a 本機は車体断面が低くなっています。同機の車体は昭和22年5月製のEF58 25から譲り受けたものですが、同じ川崎製で昭和23年5月落成のEF58 24の車体を載せた18号機は車体断面が高くなっており、EF15同様、旧EF58でもその頃に車体断面の変更がなされたものと思われます。 同機は屋根上の雨樋が未設置とです。

※車体断面低 エアフィルタ小 第1・第5側窓中央 雨樋未設置 ドアノブ縦

撮影:ohnoさん  新子安―鶴見 1976.7.31
製造年月日:S21.9.17
製造:日立製作所
改造年月日:S28.10.20
改造:川崎車輌・川崎重工
廃車:S52.7.5
ohno-ef1320b 「根岸線の高島-磯子間は東京区と新鶴見区の機関車が入っていました。高架区間が多いため、ホームでの撮影が多かったのですが、どの駅も変化があり悪くはありませんでした。」(ohnoさん)
ホームの人々の様子も時代を感じさせ良い感じです。左隅のちり取りを持ったおじさんが何とも言えません。
撮影:ohnoさん  石川町 1977.6.21
 EF13 21〔新鶴見〕 車体:旧EF58 19(三菱電機・三菱重工製)
6348-EF1321 車体断面の低い21号機。同機の正面昇降段は左側の機関助士側の窓上に手すりが増設されています。 また、屋根上の雨樋が未設置となっています。

※車体断面低 エアフィルタ小 第1・第5側窓中央 正面昇降段増設 前面窓原形 避雷器パンタ後ろ 雨樋未設置 ドアノブ横

撮影:6348レさん  熱海 1977?
製造年月日:S21.9.7
製造:日立製作所
改造年月日:S29.8.4
改造:日立製作所
廃車:S
ohno-ef1321a 高島線を行く21号機。この辺りの情景は現在もそれほど変わっていませんね。ただし、ここから先、桜木町までは「みなとみらい」の建設でまるで変わってしまいました。
撮影:ohnoさん   東高島―高島  1977.7.22
ohno-ef1321b 増設された機関助士側窓上の昇降段位置が良く分かります。EF15もそうですが、戦前の省形電機と異なる窓枠の無いタイプの前面窓は、原形だととても小さく見えます。
撮影:ohnoさん   新鶴見 1977.3.9
bin-ef1321 原形の前面窓、KW3Dワイパーの為、スッキリした印象です。
撮影:BINさん  279レ  入江 1977.4.4
 EF13 22〔新鶴見〕 車体:旧EF58 7(東芝車輌)
ef5853-EF1322 「ホームから離れていたので、上りスカ線の窓を開けて撮ったような記憶が・・・。このカマもガーランドベンチレーターがない変形機です。」(EF5853さん)
本機の運転席側窓水切りも原形の短いタイプです。

※車体断面低 エアフィルタ小 第1・第5側窓中央 ガーランドベンチレータ無し 運転席側窓水切り原形 砂箱配置変形 ドアノブ横

撮影:EF5853さん  横須賀 1978.7.20
製造年月日:S21.10.7
製造:日立製作所
改造年月日:S29.9.29
改造:東京芝浦電気
廃車:S
ohno-ef1322 上の17号機と同じ場所での撮影ですね。この22号機はなぜか各種資料に廃車年月日が記載されていません。どなたかご存知でしたらご教授頂けるとありがたいです。
撮影:ohnoさん  尻手―新鶴見 1977.3.7
ohno-ef1322b 屋根上にベンチレータが無いと何とも異様な感じです。
撮影:ohnoさん  新鶴見 1977.7.6
ohno-ef1322c 「EF13の写真は、やっぱり南武線で撮影したものが一番多いようです。
EF13が配置されていた新鶴見区・八王子区・立川区の運用があり、見れる確率が高かったですからね。」(ohnoさん)
撮影:ohnoさん   新鶴見 1977.3.9
bin-ef1322 本機は25号機と共に屋根上のベンチレータが無い変形機ですが、砂箱配置も凸形時代のままになっています。ちなみに新EF13の場合、通常は第1動輪の前位、第2動輪の後位、第3動輪の前位に砂箱が取り付けられますが、本機は第1動輪前位と第2、第3動輪を結ぶ釣り合い梁の基部の左右に設置されています。第2動輪後位、第3動輪前位に延びる砂撒き管も確認できます。 短い運転席側窓の水切りにもご注目。
撮影:BINさん  279レ  入江 1977.6.21
 EF13 23〔新鶴見〕 車体:旧EF58 1(日立製作所)
ef5853-EF1323 「八王子のカマが綺麗だったのに対し、新鶴見区のものは、検査以外洗わないのかというくらい汚れてました。しかもこのカマはボディを切り接ぎでもしたのでしょうか、派手に継ぎ目?がありました。」(EF5853さん)
凄い姿ですねー。おそらく雨樋からの水垂れ後だと思いますが…。ちなみに同機の車体断面は高く、エアフィルタは大きなタイプです。

※車体断面高 エアフィルタ大 第1・第5側窓内寄り 砂箱配置変形 ドアノブ横
撮影:EF5853さん  列車番号不明 新宿 1976.9.10
製造年月日:S21.11.6
製造:日立製作所
改造年月日:S30.3.10
改造:東京芝浦電気
廃車:S53.10.20
ef5853-EF1323b 同じくEF5853さん撮影の23号機です。高い車体断面が良く分かります。 また、本機も砂箱の配置が凸形時代のままとなっています。
撮影:EF5853さん  列車番号不明 新宿 1976.9.10
ef5853-EF1323c その車体の亀裂部分?のアップです。見れば見るほど凄い姿…。おそらく雨樋から流れた水の汚れだと見受けられますが、それにしても…。(^^;)
撮影:EF5853さん  列車番号不明 新宿 1976.9.10
ohno-ef1323a 新鶴見区の定期運用で横須賀線へ顔を出した23号機。やはり随分と汚れていますね…。運転席側窓水切りは一応窓下面まで延長されていますが、元の短いものと延長部とで段差ができています。
撮影:ohnoさん   田浦 1977.9.3 
ohno-ef1323b 一番上のEF5853さん撮影のものと同じく、L側の写真です。それにしてもホントに汚い…。何とも哀れですねぇ。バックの「躍進する松竹映画」の看板が泣かせます。
撮影:ohnoさん   大船 1978.5.16
 EF13 24〔立川〕 車体:旧EF58 2(日立製作所製)
EF1324 晩年、立川機関区にて南武線で最後の活躍をした24号機。同区で構内入れ換え中の姿です。同機が最後まで残ったEF13でしたが昭和54年2月に廃車となっています。車体断面は高いものとなっています。第1・第5側窓は中央寄りでエアフィルタは大きなタイプです。同機の正面昇降段も機関助士側の窓上に手すりが増設されています。また、正面のナンバープレートがかなり下方に取り付けられています。

※車体断面高 エアフィルタ大 第1・第5側窓内寄り 正面昇降段増設 砂箱配置変形 ドアノブ縦

西国立 1977.6.5
製造年月日:S21.11.29
製造:日立製作所
改造年月日:S30.3.25
改造:日立製作所
廃車:S54.2.26
EF1324 古豪ED16が居並ぶ立川機関区ではEF13も肩身が狭そうです。(左端が24号機、右端はEF1513。)ED16が全廃されて間もなく1984年(昭和59年)7月1日に立川機関区も廃止されてしまいました。機関区跡には現在は巨大なマンションが建っており、この情景を偲ぶ事はできません。
西国立 1977.6.5
6348-EF1324 東海道貨物線(現、横須賀線)を通り横浜を通過する24号機。新鶴見区時代でしょうか。 本機も砂箱配置が凸形時代のままとなっています。
撮影:6348レさん  横浜 1977?
inage-EF1324 「立川区にて撮影しました。これから出区して拝島へ向かうところです。晴れているとこの場所は順光にはならないのですが、この日は曇っていたため ED16も含めて非常にいい状態で撮影出来ました。」(N.Inageさん)
撮影:N.Inageさん  西国立(立川機関区) 1978,6,25
kawasaki-EF1324 「この日は忘れられない日です。EF13の最終運用日です。立川までホキを牽引し、単機でねぐらに戻った後、機関区のみんなに見送られ、ヘッドマークを付けました。もちろん営業運転ではHMなしで、私が見た最初で最後のHM付きEF13です。」(川崎大輔さん)
撮影:川崎大輔さん   西国立(立川機関区) 1979.2.18
ohno-ef1324 「立川区と八王子区のEF13は、鶴見線の安善までタンク車を牽引する運用を持っていました。鶴見線の撮影(浜川崎―安善間)は場所を見つけるのが難しく、ここと安善構内くらいしかありませんでした。」(ohnoさん)
撮影:ohnoさん   浜川崎―武蔵白石  1977.5.19
 EF13 25〔新鶴見〕 車体:旧EF58 8(日立製作所製)
ef5853-EF1325 側窓が4枚で屋根上のガーランドベンチレータも未取付の変形機。これは、種車の旧EF58の原形姿がそのまま残ったもの。他のEF13の車体はEF58時代にそれらの増設が終わっていましたが、本機の種車であるEF58 8についてはそれらが未施工でした。また、側窓増設時に固定式だった両端の側窓の引き戸改造も施工されていますが、本機は固定窓のままとなっています。

※車体断面高 側窓4枚 ガーランドベンチレータ無し エアフィルタ大 第1・第4側窓中央 正面昇降段増設 運転席側窓水切り原形 砂箱配置変形 ドアノブ縦

撮影:EF5853さん  3591レ 西国分寺 1978.5.4
製造年月日:S21.12.22
製造:日立製作所
改造年月日:S30.5.21
改造:三菱電機・新三菱重工
廃車:S54.3.18
inage-EF1325 「この日は何かの臨時貨物があった様でEF1514(八)と重連回送中のところです。当機は側面窓の変形機でぜひとも撮影したかった1両ですが出会えたのは、これが最初で最後でした。」(N.Inageさん)
撮影:N.Inageさん  原宿 1978,9.10
oichan-EF1325a こちらは新鶴見機関区の一般開放日の同機です。
「もう少し側面を入れたかったのですが、一般開放イベント会場の為に、トラロープとギャラリーに阻まれてこれが精一杯でした。」(おいちゃんさん)
撮影:おいちゃんさん  新鶴見機関区 1978,10
oichan-EF1325b 側窓の中央部、抵抗器室上のガーランドベンチレータが無い特徴ある25号機の車体中央が良く分かるアングルです。 また、本機も砂箱配置が凸形時代のままとなっています。
撮影:おいちゃんさん  新鶴見機関区 1978,10
ohno-ef1325c 高島線、鶴見付近を行く25号機。EF13やEF15が活躍した高島線もいまやEF65の天下。そのEF65も特急色や原色機は風前の灯火とは時の流れを感じさせます。
撮影:ohnoさん   鶴見―入江  1977.7.22
ohno-ef1325b 高島貨物線をのんびりと行く25号機。対岸に見える広大な高島操車場も現在では「みなとみらい」に取って代わられ跡形もありません。
撮影:ohnoさん   東高島―入江  1977.7.22
ohno-ef1325a 同じく高島貨物線を行く25号機。バックに巨大な「みなとみらい」の構造物が出来た以外はこの辺りの雰囲気は現在もほとんど変わっていません。偶然にもほぼ同位置で1995年に私が撮影した写真がありましたので、興味のある方はこちらもどうぞ。
撮影:ohnoさん   高島―東高島  1977.7.22
ohno-ef1325d 磯子駅に佇む25号機。こうしてみると高い車体断面のせいかやけにのっぽに見えます。なお、同機の運転席側窓の水切りも旧EF58原形のままです。
撮影:ohnoさん   磯子  1977.9.9
ohno-ef1325e 変形機、25号機のサイドビュー。この車体は標識燈を引っ掛け式にしてパンタグラフをPS13にすれば戦後すぐに誕生した旧EF58、EF15の1次形の誕生直後の姿でもあります。
撮影:ohnoさん   磯子  1977.9.9
bin-ef1325 機械室側窓4枚やベンチレータの無い屋根上など、特徴ある25号機の形態が良く分かります。運転席側窓の水切りが窓の途中で切れていますが、これが元のEF58の原形です。(EF15の一次形も同様) 足周りでは砂箱の配置が凸形時代のままとなっています。 抵抗器室屋根のベンチレータが無く、側窓両端も固定窓では夏場の機械室はどんな状態だったのやら、今更ながら少々心配になります。
撮影:BINさん  279レ  入江 1977.5.9
 EF13 26〔八王子〕 車体:旧EF58 26(川崎車輌・川崎重工)
ef5853-EF1326 同機の元車体のEF5826は昭和23年7月製造の為、車体断面は低くなっていると思われます。なお、同機の雨樋は設置されているものの、パンタ付近と中央部の三カ所に切れ切れに設置されているようです。
「ホーム一杯に止められて、駅員サンがいるんでは降りれませんでした。正面窓原型のカマ(だったような?)。」(EF5853さん)

※車体断面低 エアフィルタ小 第1・第5側窓中央 前面窓原形 正面昇降段増設 雨樋変形? ドアノブ横
撮影:EF5853さん  5792レ 国立 1978.5.27
製造年月日:S22.1.22
製造:日立製作所
改造年月日:S31.8.27
改造:日立製作所
廃車:S53.6.28
ohno-ef1326a 昼下がりの山手貨物線。ホームの時計や周囲のたたずまいにも、懐かしさを感じます。これまた余談ですがEF13のナンバープレートは戦前、戦後の標準機と比べてどれも非常に大きくなっています。凸形車体時代に付けていたナンバープレートをそのまま付けた為でしょうか…。
撮影:ohnoさん   目白?  1976.6.12?
 EF13 27〔八王子→立川〕 車体:旧EF58 13(三菱電機・三菱重工製)
ef5853-EF1327 こちらも車体断面の低い27号機で、屋根上の雨樋が未設置です。また、本機も砂箱配置が凸形時代のままとなっています。
「EF15の団臨を撮りにいったついでに撮ったものです。どうもこれが唯一の比較的まともなEF13のカラー写真のようです。(いつものところにいたEF13 3[新]も撮ってますがもっと悲惨・・)ASA100の手持ち、雨が降り出した夕方、という条件でして…(と、言い訳)」(EF5853さん)

※車体断面低 エアフィルタ小 第1・第5側窓中央 雨樋未設置 砂箱配置変形 ドアノブ横
撮影:EF5853さん  新宿 1977.11.26
製造年月日:S22.3.17
製造:日立製作所
改造年月日:S29.9.29
改造:川崎車輌・川崎重工
廃車:S54.1.24
ef5853-EF1324+27 立川機関区で仲良く並ぶ24号機と27号機。こうして並ぶと車体断面の違いが良く分かりますね。
「おなじみのアングルですね。ここは今どうなっているんでしょうか・・・?」(EF5853さん)
撮影:EF5853さん  西国立(立川機関区) 1978.5.27
kawasaki-EF1327 廃車回送で立川機関区を後にする27号機。
「27号機もDD13に牽かれ帰らぬ旅へ。」(川崎大輔さん)
撮影:川崎大輔さん  西国立(立川機関区) 1979.1.15
ohno-ef1327 正面寄りに見ると車体断面の低いEF13は同じ車体のEF15一次形よりも平べったい印象です。どちらも足回りの高さは1500mmで同じはずですが、前端バリの形状の違いからそう見えるんでしょうか。
撮影:ohnoさん  浜川崎  1977.3.8
ohno-ef1327b 「浜川崎にはEF10に似た動輪が4つの機関車(実はED16)がいるということで、小学生の頃友人達と出かけたのが最初です。日本鋼管の蒸気機関車も1972年ごろまで健在で、守衛さんに頼んで工場内に入れてもらったこともあります。あの時行動を共にした友人達は今どうしているでしょうか・・・」(ohnoさん)
撮影:ohnoさん  5193レ  浜川崎  1977.3.8
立川駅にて待機する27号機。車体の汚れがすさまじいですね。同機は屋根上の雨樋が未設置なので、その為、雨だれで車体が汚れやすかったのかも知れません。
「南武線ホームから撮影。当時中学生だった私はまだ、EF13とEF15の区別がつきませんでした(*_*) 」(hojikurinさん)
撮影:hojikurinさん   立川  1978
 EF13 28〔新鶴見〕 車体:旧EF58 31(東芝車輌)
ef5853-EF1328 こちらも車体断面の低い28号機です。五反田の駅付近も今とは随分と印象が違いますね。

※車体断面低 エアフィルタ小 第1・第5側窓中央 運転席側窓水切り原形 ドアノブ縦

撮影:EF5853さん  3485レ 五反田 1977.3.14
製造年月日:S21.1.31
製造:東芝車輌
改造年月日:S29.3.4
改造:東京芝浦電気
廃車:S53.5.29
nishimura-EF1328 伊東線の貨物列車を牽く28号機。同機の正面ナンバープレートはかなり下にずれて取り付けられています。運転席側窓水切りは側窓下面まで達しておらず、旧EF58原形のようです。
撮影:西村暢彦さん日本国有鉄道礼賛)  伊東 1976.7
ohno-ef1328 28号機の正面アップ。戦前の省形電機を受け継ぐ凸形の前端バリと低い車体断面が相まってなかなか愛嬌のある顔ですね。
撮影:ohnoさん  八丁畷  1977.3.10
ohno-ef1328b 今は横須賀線になっている東海道貨物線を行く28号機。昭和53年10月改正までは東海道線と横須賀線の東京―戸塚間は同じ線路を走っており、現在の横須賀線は純粋に貨物線でした。今となっては何だか信じられませんが…。
撮影:ohnoさん  鶴見  1976.5.24
 EF13 29〔八王子〕 車体:旧EF58 22(川崎車輌・川崎重工製)
EF1329 八王子機関区庫内で休む29号機。車体断面は高いもので、第1・第5側窓は標準位置でエアフィルタは大きなタイプです。同機の正面昇降段も機関助士側の窓上に手すりが増設されています。また、24,28号機同様、正面のナンバープレート取付位置が下にずれています。

※車体断面高 エアフィルタ大 第1・第5側窓中央 正面昇降段増設 ドアノブ縦・横混在
八王子機関区 1978.10
製造年月日:S21.6.6
製造:東芝車輌
改造年月日:S29.11.25
改造:日立製作所
廃車:S53.11.9
ohno-ef1329 前面窓はHゴム支持に改造されています。同じ車体を持つEF15もそうですが、Hゴム支持窓はなぜか随分と大きく見えます。
撮影:ohnoさん  八丁畷 1977.7.21
ohno-ef1329b 尻手の短絡線を行く29号機。夏とは言えもの凄い草ですね。とてもまともな列車が来るようには見えません。今は随分とすっきりしてるように思いますが…。
撮影:ohnoさん  新鶴見―尻手 1977.7.21
bin-ef1329 ナンバープレートの位置で同じ高い車体でも顔の表情が随分と変わります。先輪はプレート式です。カラー写真だとパンタグラフや避雷器の塗装がグレーなのが分かります。 この1エンド側の前面扉ドアノブは縦形です。
撮影:BINさん  279レ  入江 1977.12.9
 EF13 30〔新鶴見〕 車体:旧EF58 17(東芝車輌)
ef5853-EF1330 こちらも車体断面の高い30号機。上の28号機と比べると、印象が随分違いますね。
「4/1から休車になっていたのですが、復活していました。」(EF5853さん)

※車体断面高 エアフィルタ大 第1・第5側窓中央 砂箱配置変形 ドアノブ縦

撮影:EF5853さん  568レ 西国分寺 1978.7.20
製造年月日:S21.8.10
製造:東芝車輌
改造年月日:S31.8.18
改造:東京芝浦電気
廃車:S
inage-EF1330 EF13の車体は旧EF58の車体のため、EF15の1次形と同様のバリエーションがあります。同機の第1・第5側窓の位置は一応中央に分類してますが、やや外側に寄っています。また、本機も砂箱配置が凸形時代のままとなっています。
「山の手線の池袋方へ向かうべく出発待ちのところです。」(N.Inageさん)
撮影:N.Inageさん  新宿 1978,6
ohno-ef1330a シワシワの車体が何とも言えません。同機の運転席側窓水切りも窓の下面まで達していませんが、旧EF58原形よりも若干長いようです。
撮影:ohnoさん  横須賀 1977.7.26
ohno-ef1330 後ろのク5000も懐かしいですね。この当時は雑多な貨車を連ねた貨物列車もまだまだ多く、こうした整った編成は珍しかったように思います。
撮影:ohnoさん  尻手―新鶴見 1977.7.26
bin-ef1330
お馴染みBINさん撮影の同機でこちらは1エンド側です。プレート式先輪が鈍重な印象です。機関士側の第1側窓のみEF15に見られる物よりも縦長のタブレット保護柵が取り付けられています。甲府区配置時代の取り付けと思われます。
撮影:BINさん  279レ  入江 1976.12.1
bin-ef1330
同じくBINさん撮影の2エンド側です。車体形状は1エンドと変わりありません。床下の配管や足回りの速度検知器の取り付け箇所はEF58やEF15同様に異なります。台車台枠側面の歯止め掛けが目立ちます。このL側の側面もやはり第1側窓のみタブレット保護柵が取り付けられています。
撮影:BINさん  273レ  入江 1977.3.1
bin-ef1330
同じく2エンド側です。運転席側窓の水切りが窓の下端まで達していませんが、旧EF58原形よりも若干長くなっています。よく見ると水切り側面の角度が途中で微妙に変化しており、その部分から若干下方に延長をしたのではないかと思われます。
撮影:BINさん  273レ  入江 1977.3.1
bin-ef1330
モーターの唸りが聞こえてきそうなカット。大歯車にバネが入っていないEF13のモーター音はEF15などと比べて異様に大きかった記憶があります。また、戦時形由来のEF13の特徴と言える、補助コイルバネを介さず直接台車台枠に連結された担いバネの構造が見て取れます。エアフィルタぎりぎりまで伸びた縦長のタブレット保護柵の形状も一目瞭然。
撮影:BINさん  279レ  入江 1977.3.16
bin-ef1330
昭和31年改造の東芝銘板とナンバープレート。EF58時代に引き戸に改造された側窓の形状が左右で異なります。EF15の一次形などでも見られますが、修繕で形が変わる事も多いのでしょうね。
撮影:BINさん  279レ  入江 1977.2.17
 EF13 31〔新鶴見〕 車体:旧EF58 3(日立製作所)
inage-EF1331 この31号機のつらら切りも5号機同様の角張ったタイプです。5号機ほど高い位置に付いていないのでそれほど変ではありませんね。
「当機は新鶴見区の所属で山の手線の外回り方向へ向かう列車です」(N.Inageさん)

※車体断面高 エアフィルタ大 第1・第5側窓中央 前面窓原形 正面昇降段増設 ドアノブ横

撮影:N.Inageさん  新宿 1977,4
製造年月日:S21.11.30
製造:東芝車輌
改造年月日:S32.3.4
改造:日立製作所
廃車:S52.7.5
ohno-ef1331 本機にも見られる正面の屋根昇降段の増設ですが、同じ構造のEF15の初期形では同様の改造は見られないのになぜかEF13では行われた車輌が存在します。その辺りについては今後調査を進めたいと思っています。
撮影:ohnoさん  新鶴見 1977.3.19
bin-ef1331 本機や5号機に見られる角ばったつらら切りは、EF15においても初期に同タイプを付けた物があり、その後一部を除いて交換されています。前面窓が原形でワイパーもKW3Dのままと、窓回りをいじられる機会が無かった事がこのタイプのつらら切りが残った理由でしょうか。
撮影:BINさん  279レ  入江 1977.3.29
 オマケ 1978年10月の八王子機関区事務所内のマスコン逆転器ハンドル掛け
hachiouji 八王子機関区事務所内にあった、マスコン逆転器ハンドル掛け(って言うのか?)です。カマ番を見ると懐かしいDD13を初め、EF15,EF13がずらり…。EF13のスパナのようなハンドル形状が何とも…。(^^;)この後、東海道筋から転属して来たEF15に押し出されるようにEF13は消え、残ったEF15も続々と転入してきたEF60 500によってその数を減らしていきました。
八王子機関区 1978.10
 


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