EF16 28 みなかみ水紀行館駐車場:群馬県利根郡水上町湯原1681-1(水上駅徒歩20分) |
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EF16縁の地であるみなかみ町の「道の駅 みなかみ水紀行館」の駐車場片隅に保存展示されている、EF16唯一の保存機かつ側窓4枚のEF15一次形原形の面影を今に伝える大変貴重な存在です。ナンバープレートや銘板の紛失、ところどころ窓ガラスが割れているなど状態は決して良いとは言えませんが、屋根付きでの保存と言うこともあり廃車後20数年を経過している割には原形を保っているとは言えそうです。溶接後も生々しい凸凹の外板が戦後混乱期の誕生を物語ります。詳細についてはEF1628細部をご覧下さい。
道の駅 みなかみ水紀行館 2006.8.6 |
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同じく2エンド側。元々のペンキの色がおかしかったのか、それとも退色したのか何とも異様な色です。スノウプロウまで茶色?に塗られていたり、Hゴムやデッキ手すりが白く塗ってあるのが何とも…。宇都宮のEF577の様に現役当時の関係者の方々の手が入っていれば…。(;_;)
みなかみ水紀行館 2006.8.6 |
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一応車体は何度か塗り直されたようで、この25年間全く手が入っていない訳では無いようです。外された側面のナンバープレートと製造銘板の跡が痛々しい…。
みなかみ水紀行館 2006.8.6 |
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この1エンド側は正面扉のガラスが外れ、前燈のレンズも割れたまま。車内には何者かが侵入した後もあり、お世辞にも良い状態とは言えません。屋根付きなので何とか形を保っているようなものでしょうか。
みなかみ水紀行館 2006.8.6 |
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同機のそばに立つ記念碑。昭和57年(1982年)5月に立てられたままの様でところどころ剥がれています。この状態は同機が既に水上の人々の記憶からも忘れ去られた証拠のようで寂しいですね。それにしても紹介文の「…電気機関車の王座に君臨し…」はいくら何でも言い過ぎのような…。(^_^;)
みなかみ水紀行館 2002.8.14 |
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本機を保存するみなかみ町がクラウドファンディングで本機の塗装の予算を募った結果、無事に2019年4月に屋根部分も含めて再塗装が行なわれました。私も微力ながら協力させて頂きました。これで晴れて本機は以前の何とも言えない姿から往年の勇姿を取り戻しました。こちらは2エンド側です。
道の駅 みなかみ水紀行館 2019.4.24 |
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同じく2エンド側です。 この時点ではまだナンバープレートが取り付けられていませんでした。
道の駅 みなかみ水紀行館 2019.4.24 |
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こちらは1エンド側です。美しく塗装された姿は現役時代を彷彿させます。細部を見ると本来灰色のはずの避雷器カバーが黒く塗られていたりと異なる部分もありますが、以前の状態からすれば素晴らしい仕上がりです。
道の駅 みなかみ水紀行館 2019.4.24 |
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同じく1エンド側です。 こちら側のナンバープレートは現役時からの本物です。 残念ながら前燈のLP402のレンズが欠損しています。 なお、詳細についてはEF1628細部 Vol.2をご覧下さい。
道の駅 みなかみ水紀行館 2019.4.24 |
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今回のクラウドファンディングにあたり、新たに設置された案内板です。
内容は以前の絵入り看板の上げ上げの内容に比べて至って普通。博物館的な無難な紹介文となっています。前のも味があって良かったですが、今回はきちんと水上〜石打間の補機として使用された旨が記載されています。
道の駅 みなかみ水紀行館 2019.4.24 |
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上の写真から4か月後、本機の修復の実質的なお披露目式として修復記念講演会と車内公開の特別内覧会が催されました。これはその日撮影した物で、この2エンドにも新規に作成されたナンバープレートが取り付けられました。
内覧会に併せてデッキの注意看板が外されています。
道の駅 みなかみ水紀行館 2019.8.20 |
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同じく2エンド側です。 本機の案内看板の左に今回のクラウドファンディングの寄付者の芳名録も展示されました。
道の駅 みなかみ水紀行館 2019.8.20 |
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同じく2エンド側です。 こ新規作成のナンバープレートは新たに起された木型から作成された気合が入った物です。
道の駅 みなかみ水紀行館 2019.8.20 |
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同じく2エンド側です。レプリカとは言え、やはりナンバープレートが付くと表情が締まります。
道の駅 みなかみ水紀行館 2019.8.20 |
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こちらは1エンド側です。こちらのナンバープレートは現役時からの実物が取り付けられていましたが、今回2エンド同様、新製されたレプリカに交換されました。取り外された実物は水紀行館の屋内に展示されています。
道の駅 みなかみ水紀行館 2019.8.20 |
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同じく1エンド側です。一応、本機の修復作業はこれで一段落の模様です。 せっかくナンバープレートを新調したんですから、できれば側面にも取り付けて欲しかったですね。おそらく盗難されたであろうナンバープレートや製造銘板、改造銘板は、今後もまず世の中には出てこないんでしょうね。
道の駅 みなかみ水紀行館 2019.8.20 |
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同じく1エンド側です。 4月の訪問時に比べて大分草が茂っています。
道の駅 みなかみ水紀行館 2019.8.20 |
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同じく1エンド側です。 今回車内の状況も一通り見る事ができましたが、運転室はかなり荒れていましたが、機械室内はほぼ現役時代のままの様でした。詳細はEF1628細部 Vol.3をご覧下さい。
道の駅 みなかみ水紀行館 2019.8.20 |
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今回新たに設置されたクラウドファンディング協力者の芳名録です。私も微力ながら協力させて頂きました。
できれば荒れた室内も含め、欠損しているパーツや腐食部分の修理までできれば嬉しいですね。今後、また機会があれば是非協力したいと思います。
道の駅 みなかみ水紀行館 2019.8.20 |
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最後に水紀行館の館内に展示中の本機のナンバープレートです。全面磨き出された状態で展示されています。また、後ろの壁には今回新たに作成したナンバープレートの木型と図面、それに以前に掲示されていた本機の案内看板の写真が展示されています。
道の駅 みなかみ水紀行館 2019.8.20 |
EF15 120 新幹線公園:大阪府摂津市新在家 |
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EF15保存機としては唯一のプレート式ナンバー機です。前面窓も保存機で唯一のパテ式の原形でPS14パンタ装備機ですが前燈は残念ながら竜華時代のシールドビーム姿となっています。展示に際しこちらの1エンド側のステップ部分が改造されています。
撮影:篠原さん 新幹線公園 1999 |
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上の写真から25年後とは思えないほど綺麗な姿でこちらは反対の2エンド側です。2017年1月に塗り直されてから7年以上経っていますが、屋根付きという事に加え定期的に清掃されているとの事なので、それが大きいのでしょうね。ワイパーは機関士側のみWP50が残っています。前面扉のドアノブは欠落している様です。
転落防止の為でしょうかデッキ手すりに張り巡らされたテープが少々残念ではありますが、しっかりとパンタも上がっていて細かい所を除けば艶のある綺麗な車体と相まってまるで現役機の様です。(ある意味現役時代よりも綺麗な気もします。)
撮影:minmiさん 新幹線公園 2024.4.17 |
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同じく2エンド側です。運転室側窓はアルミサッシ化されています。デッキステップ最下段は鷹取工場独自のスノコ状に改造されています。また、区名札挿の左に11号機などで見られる謎の逆台形のボルトも確認できます。それにしてもホントに今にも走り出しそうです。
撮影:minmiさん 新幹線公園 2024.4.17 |
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こちらは1エンド側でワイパーは残念ながら全て無くなっています。こちら側の区名札挿の左脇にも逆台形のボルトがある様に見えますが、やはり自分で確認に行かないといけませんね。展示に際して改造されたデッキステップの具合も分かります。それにしても車体の状態は本当に綺麗です。
韮崎市の198号機も本機並みの仕上がりを期待したいですね。
撮影:minmiさん 新幹線公園 2024.4.17 |
EF15 158 JR西日本網干総合車両所宮原支所:京都府京都市下京区観喜寺町 |
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旧宮原機関区の7番庫内にひっそりと保存されています。かつてはEF58150、EF651も共にこの場で保存されていましたが、2016年5月にオープンした京都鉄道博物館にその2機が収蔵されたのに対し、本機はその選から漏れてしまい今後の動向が心配されます。手前にはこれまた2022年7月に京都鉄道博物館に収蔵されたマイテ492の姿が見えています。最近は目撃情報も聞きませんが健在なんでしょうか?
「DD51が居たら撮影しようと思って宮原区沿いを歩いていたところ、たまたま庫の前に留置車がいなくて、EF15 158の頭だけが見えていました。新幹線の高架と短絡線沿いにある民間の駐車場から、フェンスに望遠レンズを突っ込んで撮影しています。勿論、宮原区の敷地外です。」(タキ10450さん)
撮影:タキ10450さん(『タキ10450』の国鉄時代の記録) 網干総合車両所宮原支所 2016.10.21 |
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形態は120号機同様に原形前面窓で前燈はシールドビーム2燈ですがワイパーは原形の腕折式KW3Dでナンバーは切り抜き式、パンタグラフはPS15です。最近は鉄道施設内で保存されていた車両がいつの間にか解体される事も多いので、この状態がいつまで続くのか心配ではあります。EF15としては数少ない車両丸ごと残った貴重な車輛ですから、何とか然るべき場所で保存される事を願うばかりです。
撮影:タキ10450さん(『タキ10450』の国鉄時代の記録) 網干総合車両所宮原支所 2016.10.21 |
EF15 163(前頭部のみ) 居酒屋せとうち:東京都文京区千駄木3-37-19 (店舗改装時に解体) |
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EF15 165 碓氷峠鉄道文化むら:群馬県碓氷郡松井田町(JR横川駅徒歩1分) |
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長く高崎運転所にて保管されていた165号機ですが、1999年4月の「碓氷峠鉄道文化むら」のオープンに合わせて綺麗に整備され、無事同所にて保存されました。これは1エンド側ですが、現在はこちらにオハユニ61107が連結されています。
碓氷峠鉄道文化むら 公式HP
撮影:K3編成さん 碓氷峠鉄道文化むら 1999.8.15 |
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コロナ禍で久々に過去のフィルムを色々と見たところ165号機の写真を発掘しました。こちらは2エンド側。。「碓氷鉄道文化むら」オープンから1年半程経った頃の撮影で、後ろには既にオハユニ61とEF532が繋がっています。この時点で既に退色が始まっており、屋根無しの屋外展示は写真を撮るのには向いていますが保存の面からはやはり厳しそうです。補修しても数年後にまた補修が必要になるのであれば、今後の事を考えると屋根を設置した方が結果的に保守費はかからない様に思えますが・・・。
碓氷峠鉄道文化むら 2000.11.25 |
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2エンド側のデッキ周り。赤錆びた車輪の踏面が現役で無い事を物語っています。貨物用の旧形電機の大きな雪かき器は迫力があります。良く見ると雪かき器の端が何かにぶつけたのか欠けてます。本機の排障器は高崎第二区のEF15に多く見られる雪かき器の裏側取付です。
碓氷峠鉄道文化むら 2000.11.25 |
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その排障器の取付部分です。ご覧の様に雪かき器の裏側にステーを介して取り付けられています。こちらは1エンドR側です。こうした細部の確認ができるのも実機が残っていればこそです。
是非とも末永く保存されることを願うばかりです。
碓氷峠鉄道文化むら 2000.11.25 |
EF15 168(1エンド前頭部のみ)
JR東日本大宮総合車両センター(旧大宮工場)・RAILWAY GARDEN PROMENADE:埼玉県大宮市錦町1017(大宮駅徒歩12分) |
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以前から同所敷地内に1エンド側の前頭部が保存されていましたが、現在は正門から50mほど鉄道博物館寄りの道沿いに展示されています。
撮影:747-400アッキーさん JR東日本 大宮総合車両センター・RAILWAY GARDEN PROMENADE 2008.2.7 |
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EF5861の鉄道博物館での展示を見に行った帰りに立ち寄ってみました。大宮駅からも鉄道博物館駅からでも徒歩12分ほどです。上の写真から14年近く経った姿で、ピカピカだった車体はすっかり色褪せて埃にまみれています。
JR東日本 大宮総合車両センター・RAILWAY GARDEN PROMENADE 2022.10.31 |
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車体のあちこちに錆が見受けられます。とは言え屋根も無く雨ざらしの状態にしては綺麗な方でしょうか。 区名札はなぜか「宇」。と思ったら、本機は新鶴見の前は宇都宮に配置されていたんですね。
JR東日本 大宮総合車両センター・RAILWAY GARDEN PROMENADE 2022.10.31 |
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カットされた車体の裏側は綺麗に蓋がしてあり内部への雨風の侵入を防いでいます。自由に車両に触れられるので、子供たちでしょうか車体の埃にあちこち落書きが・・・。
JR東日本 大宮総合車両センター・RAILWAY GARDEN PROMENADE 2022.10.31 |
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車体後部の蓋のお陰で運転室は綺麗な状態が保たれています。
JR東日本 大宮総合車両センター・RAILWAY GARDEN PROMENADE 2022.10.31 |
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すぐ隣に青大将塗装のEF58154のカットボディも展示されています。両機ともここに展示された状態のままほとんど手は入れられていない様で、あちこち塗装が剥がれ錆が浮いてしまっています。
JR東日本 大宮総合車両センター・RAILWAY GARDEN PROMENADE 2022.10.31 |
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前燈の取付方法は、LP402装備のEF15標準のステー式です。正面から見ると薄い帯板2枚で構成され随分と華奢な構造なのが分かります。前面扉周辺の枠のねじ部分やその窓周囲の塗装が部分的に塗られています。
JR東日本 大宮総合車両センター・RAILWAY GARDEN PROMENADE 2022.10.31 |
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標準形EF15前面の昇降段です。最下段は通風口を避ける為、上の3段とは形状が異なります。 各昇降段には登れないように?アクリル板がねじ止めされています。
JR東日本 大宮総合車両センター・RAILWAY GARDEN PROMENADE 2022.10.31 |
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その最下段のアップです。通風口を避けて上の3段とは異なりコの字ではなく台形状になっています。
JR東日本 大宮総合車両センター・RAILWAY GARDEN PROMENADE 2022.10.31 |
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ご覧のとおり大宮駅から鉄道博物館に向かう道のすぐ脇に展示されています。手前の看板に大宮総合車両センター所長名義で「開門中はご自由にご覧下さい」と掲示されています。夜間は柵が閉められるのでしょうが、公道沿いなのでいたずらされないか少々心配になります。監視カメラや人感センサーの設置など、セキュリティ対策はしっかりされている様なので大丈夫でしょうか。
JR東日本 大宮総合車両センター・RAILWAY GARDEN PROMENADE 2022.10.31 |
EF15 168(2エンド前頭部のみ) 夢工房しげ:大阪府高槻市田能畑子谷→個人宅 |
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掲示板でも触れましたが、大阪の高槻市内にあるもう一つの168号機前頭部です。こちらは同機の2エンド側で、ここに来る前は京都府亀岡の「目の博物館」にあった物だと思われます。
車両の内部は工房のお店?になっているようです。これまたお店になっているクエ28の前頭部と仲良く並んで置いてあります。
撮影:C6217さん 夢工房しげ 2005.6.11 |
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クエ28側から見た様子です。すぐ背後に山が迫っているのが分かります。山と木製のオブジェに取り囲まれた車両が独特の雰囲気を醸し出しています。それにしてもこのような山間に突然こんな光景が現れたらちょっとびっくりですね。
撮影:C6217さん 夢工房しげ 2005.6.11
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塗装はこの撮影時には塗り直されて間もない様で比較的綺麗な状態です。
2020年5月に入りヤフーオークションに出品され、6月には無事に個人に落札され鉄道部品販売店のジャパレで修復作業が行われた模様。こちらもどうか末永く保存されることを願います。
撮影:C6217さん 夢工房しげ 2005.6.11 |
EF15 192 JR東日本大宮工場:埼玉県大宮市錦町1017(2017年10月23日に解体) |
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普段は大宮工場敷地内の新幹線高架下に他の保存車両と共に留置されていました。写真は既に解体されたED164と共に大宮工場(現・大宮車両センター)で公開展示された際の姿です。2007年10月に開館した鉄道博物館には残念ながら収蔵されず、EF5893やEF60510など同じく高架下に保存されていた車両の解体が進むなか、本機の行く末も心配されましたが、残念ながら2017年10月23日に解体されてしまいました。(同時期に先駆けてEF8036も解体されました)
撮影:ほりのさん(JNR Runners) JR東日本大宮総合車両センター(旧大宮工場) |
EF15 198 韮崎中央公園:山梨県韮崎市藤井町北下条(韮崎駅徒歩20分) |
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身延線縁の地に保存された198号機の哀れな姿です。戦後の日本経済の発展を影で支えてきた存在とも言えるEF15。どうかいつまでもその姿を後世に伝えて欲しいものです。こちらは2エンド側です。
「現在、山梨県韮崎市の中央公園に保存されていますが、ごらんのように窓ガラスはほとんど割られた状態です。 」(渡辺さん)
撮影:渡辺さん(碓氷峠鉄道倶楽部) 韮崎中央公園 2002.3.23 |
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2014年の姿でこちらが1エンド側です。割れていた窓ガラスなどが修繕され定期的に手入れされている事が分かります。無蓋貨車と車掌車を繋いだ展示が現役時代を彷彿させます。足回りの黒塗装は良い感じですが車体の色が何とも言えない色合いです。パンタグラフも同色で塗られている事もあり、後ろの貨車と相まって何だかプラレールの編成みたいです。
きちんと管理されているだけでありがたい存在ですが、贅沢を言えば上のEF1628の例を見ても分かる通り塗装によって車両の印象は大きく異なるので、再塗装の機会があれば是非、現役当時の姿を再現して欲しいところです。
撮影:EF5852さん 韮崎中央公園 2014.9or10 |
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「以前からこの場所に保存されているEF15は何度か見学しているのですが、機関車正面から撮影するとなると朝から夕方までド逆光となってしまう最悪な配置なんですよ…。この日は待ちに待った絶好の曇天、ということで撮影してきました。屋外保管のわりに車体の状態はそれほど悪くありませんでしたが、塗装がハゲて茶色というよりもオレンジ色に近い状態でした。ヘッドライト、避雷器カバー、パンタグラフもオレンジ色となっており違和感が半端ないです。ここに保管された時から本来の色と違う状態だったのでしょうかね?側面ガラスは破損したのか?アクリル板になっていました…。なぜか区名札枠が装着されていませんね。(盗難防止対策か?)それでも旧型電機の足回りは迫力満点、スノープラウも装着され十分魅力的でした。」(EF5852さん)
撮影:EF5852さん 韮崎中央公園 2014.9or10 |
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2023年の姿です。上の2014年から9年ほど経過しており、塗装の剥がれや錆が大分増えています。ただ、屋根無しの割には比較的状態は良い様に見受けられます。おそらく、前回の塗装の際の下地処理がしっかりしていたんじゃないでしょうか。しかしながら、ダメージを受けやすい屋根上の状態も分かりませんし、このまま何も手を施されないままだと先行きが少々心配です。
うっちーさんが本機の廃車直前に参加されたイベント「機関車体験乗車の旅」の詳細はこちらをご覧下さい。
撮影:うっちーさん 韮崎中央公園 2023.5.26 |
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R側の切り抜きナンバー部分。製造銘板は無くなり取付跡のみ痕跡が残っています。公的に取り外されてどこかに保存されていれば良いのですが…。
撮影:うっちーさん 韮崎中央公園 2023.5.26 |
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同機の説明板。昭和58年3月立川機関区の後の履歴が省略されています。実際はその後昭和59年2月八王子機関区、昭和59年9月甲府運転区、昭和60年3月八王子機関区で同区が最終配置となっています。短期間に慌ただしく変わっていたので省いたんですかね。ところで同機…と言うかEF15自体、韮崎市とは直接関わりは無かったりしますが、こうして保存して頂いている事には感謝しかありません。
撮影:うっちーさん 韮崎中央公園 2023.5.26 |