ELECTRIC LOCOMOTIVE EF15  EF16 28 細部

Last Update 2020.12.1


2019年8月20日撮影  ※画像をクリックすると大きなものが表示されます。
昭和55年(1980年)10月改正(ゴオゴオトオ)で長らく水上〜石打間の補機として活躍したEF16形は、後継のEF64 1000番台にその任を譲り全機運用を離脱しました。
水上機関区や長岡運転所、石打駅構内に留置されたEF16が1両、また1両と廃車となり姿を消していくなか、本機も昭和56年(1981年)12月1日付けで廃車となりますが、幸いにも翌年5月に同機ゆかりの地である水上町(現みなかみ町)にて静態保存されました。その後も同町にて保存が続けられていましたが、ガラスの破損など各部の傷みが進んでいました。そんななか、2019年にクラウドファンディングを活用し再塗装を中心に傷んでいた箇所の修理も行われ、現役時代を彷彿させる姿に甦りました。

2002年8月の訪問から2019年8月まで何度か足を運び、同機の現況を紹介してきましたが、煩雑になってきたのでここにまとめておこうと思います。サムネイル及びタイトル部分のクリックで各ページが開きます。
ちなみに現在の保存場所は水上駅と諏訪橋大橋との中間点くらい、国道291号線脇にある「道の駅 みなかみ水紀行館」(群馬県利根郡水上町湯原1681-1)の駐車場の片隅です。(2020.5.1記)

020814-02 EF1628 細部 Vol.1 
2002年8月訪問時に撮影した細部写真。この時がEF16引退後初めての同機との再会でした。妙な色(退色かもしれません)に塗られた車体や塗り分けなどで現役時代とは印象がかなり異なります。車体各部の傷みも進んでいて痛々しい姿ですが、こうして残っていただけでも感動でした。後に2006年8月撮影の写真も追加しています。
開設 2002.10.28 更新 2020.12.1
020814-05 EF1628 細部 Vol.2
2019年4月訪問時に撮影した細部写真。前年から募集されたクラウドファンディングの目標達成によって割れていたガラスの修理と再塗装が行われ美しく甦った姿です。再塗装されたと聞き、いてもたってもいられず訪問しましたが、車体の周りには塗料の香りがまだ漂っていました。2エンド前面のレプリカのナンバープレートが未取り付けの状態で、この時点では1エンド前面のナンバープレートは現役当時の実物でした。現役末期とほぼ変わらぬ姿に感動。
開設 2019.5.3
020814-05 EF1628 細部 Vol.3
2019年8月訪問時に撮影した細部写真。改修作業の竣工を記念した辻村功氏の記念講演会に合わせて催された特別内覧会の際の姿です。通常見られない同機の内部もご覧いただけます。2エンド前面にレプリカナンバープレートが取り付けられ、1エンド前面のナンバープレートもレプリカに交換されました。
開設 2019.9.2 更新 2019.11.1


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