奥羽本線・福島〜米沢間用に改造されたEF16一次形の続きです。 奥羽本線からの撤退後もEF15に復元されなかった2両で、回生ブレーキを上越向けに変更、水タンク、補助笛を除去した姿で上越線用のEF16 2次形と共に昭和55年10月のEF16全廃時まで活躍しました。その姿は外観上はEF15に復元された物と同じとなっています。 なお、EF16の種車となったEF15の1次形は、当初標識燈は引っかけ式だったため後に埋め込み式に改造されています。そのため、その取付位置が福米形は寒冷地対策で増設された通風口を避けて標準位置より外側に付いていました。また、引っかけ式標識燈時代に8段ヒダまたは7段ヒダだった通風口は、その後すべて6段に改造されたようです。(「標識燈の埋め込み化に合わせて改造されたのでは」H.Nakanoさん) これらEF16の形態について詳細は、別項のEF15 1次形形態解説をご覧下さい。 ※印…主な特徴です。画像をクリックすると大きなものが表示されます。
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