昭和29年2月〜6月にかけて製造されたグループです。日立製は正面ナンバープレートの取付位置が左に寄っています。 また、3次形以降の同社の特徴の幅広の連結器解放テコです。 東芝製は正面通風口が10次形の123号機まで標準より幅が狭く高さも低い物(前グループの7段ヒダの最上段が無くなった物)になっています。 三菱製の102〜104号機は引き続き先輪の担いバネと動輪の釣り合い梁を結ぶバネ吊りリンクが丸棒で、それに連結する釣り合い梁も独特の形状となった三菱式です。また、つらら切りは側面が丸みを帯びた独特の形状で、これは2次形〜10次形までこの形状です。 前燈の取付台座は88,90,98,99,100,101,103,105,106号機が2枚板の飛び出したタイプ、102号機がLP42用、他はステー式となっています。また、本グループ内で東洋電機・汽車会社製の105号機のみPS15パンタを装備していますが、これはEF58同様、東洋電機が自社製の新形パンタを他メーカーに先駆けていち早く装備した為と思われます。 ※印…主な特徴です。画像をクリックすると大きなものが表示されます。
※印…主な特徴です。画像をクリックすると大きなものが表示されます。