ELECTRIC LOCOMOTIVE EF15  Vol.9
EF15 77〜87

Last Update 2016.6.16

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 第7次形(77〜87号機)

昭和29年2月〜3月にかけて製造されたグループです。日立製は正面ナンバープレートの取付位置が左に寄っています。 また、3次形以降の特徴の幅広の連結器解放テコです。三菱製の84〜86号機は引き続き先輪の担いバネと動輪の釣り合い梁を結ぶバネ吊りリンクが丸棒で、それに連結する釣り合い梁も独特の形状となった三菱式です。前燈の取付台座は77,78,79,80,82,83,84,86,87号機が2枚板の飛び出したタイプで、他はステー式となっています。

※印…主な特徴です。画像をクリックすると大きなものが表示されます。

 EF15 77〔長岡(転)〕
EF1577 長岡区で活躍した77号機。同機の汽笛カバーは大形で、同じ長岡区に所属したEF16福米形と同様の形態でした。同機のライト取付座も76号機と同様なタイプとなっています。つらら切りは中形でサイドが直線的なものですね。
 
※寒地形 長岡形汽笛カバー 正面扉横手すり 前灯小 正面ナンバープレート左寄り 連結器解放テコ幅広
770レ  石打 1980.8.2
製造年月日:S29.2.16
製造:日立製作所
廃車:S55.9.19  
ef5853-ef1577&ef641002 「隣にいるのは出来立てほやほやのEF641002[長岡]+マヤ102001[北オク]+EF6475[長岡]+12系12連[新ニイ]の組み合わせの試9725レ、EF641000番台の性能試験列車です。EF641002のあちこちにケーブルが引き回されているのがわかりますでしょうか・・・・。この日水上には
EF641004[長岡]もおり、夜から運用に入りました。」(EF5853さん)
EF641000もまだ解結作業用のライトが未取付ですね。
撮影:EF5853さん  6765レ  水上 1980.8.26
 EF15 78〔宇都宮(転)〕
ohno-ef1578 この当時には宇都宮にもEF15が配置されていましたが、総数6両と少ないものでした。同機の前面窓は原形で前燈取付方法は77号機と同じく取付座が2枚の帯板となったものです。
 
※原形前面窓 原形ワイパー 前灯小 正面ナンバープレート左寄り 連結器解放テコ幅広
撮影:ohnoさん  東大宮―蓮田 1976.8.21
製造年月日:S29.2.19
製造:日立製作所
廃車:S54.6.18
ef5858-ef1578a 同機の2エンド側です。
「この年の春、宇都宮のEF15の仕業がなくなり、6両が運転所に集結・留置されました。機号は78、170、188、196、197、198で78はこのまま廃車、他は転出しました。 」(EF5858さん)
撮影:EF5858さん  宇都宮運転所 1977
ef5858-ef1578b こちらは1エンド側。まだまだ綺麗でこのまま廃車というのも何だか可哀想な気がします。
撮影:EF5858さん  宇都宮運転所 1978  
kantera-ef1578 立川機関区にて大先輩ED16と顔を並べる78号機。同機の履歴上の最終配置区は宇都宮ですが、同区の運用が無くなった後、立川区に貸し出されていたようです。ohnoさんによると1978年6月〜8月に5回ほど撮影した記録が残っているそうです。このKANTERAさん撮影の写真でも区名札ははっきりと〔立〕となっています。
撮影:KANTERAさん旧型電気機関車の宝庫)  立川機関区 1978  
 EF15 79〔八王子〕
EF1579
東京でも年に何回か激しい雪が降ります。大抵は冬型の気圧配置が緩くなる3月頃で、雪国とは異なり湿った牡丹雪ですが。
暖地形のEF15でも雪を身にまとった姿は、普段とはまた違った魅力がありました。
 
※前灯小 正面ナンバープレート上寄り デフロスタ
下り貨物  国分寺―西国分寺 1980.3.22
製造年月日:S29.2.16
製造:東京芝浦電気
廃車:S56.4.23    
EF1579 同じく八王子区の79号機。同機のライト取付座も2本足で少し前面に飛び出たタイプです。車体裾のあちこちが打ち直されてますが、この感じがかえってEF15らしい無骨さを増してます。つらら切りは極端に小さなタイプです。
新宿 1979.8
EF1579 上の写真と同じ時に撮ったもの。2軸のヨとワムを連ねた編成が懐かしい。
新宿 1979.8
同じく停車中の同機の下廻り。主台車HT61はEF58のHT60とは共通設計で、前端梁や釣り合い梁の組み合わせ方法などは異なりますが、側梁部分は全く同じ物です。3次形以降、一動軸に砂箱は二つ設置されましたが、関東所属の物では一つで充分な為、片方を不使用にして砂箱の蓋の金具部分が白く塗っていました。きちんと統計は取っていないのですが、新鶴見、八王子、東京に所属のカマのみだと思います。
新宿 1979.8
inage-EF1579 「中央線八王子へ向かうところです。当機はあまり特長はありませんが八王子区のものにしては側面ナンバーがきたないですね。」(N.Inageさん)
撮影:N.Inageさん  新宿 1978.8
斜光を浴びて新鶴見区に佇む。EF15最大の見せ場と言って良い、むき出しの先輪と斜めに付いた担いバネがくっきり浮かび上がってます。
撮影:jm1xsjさん   新鶴見機関区 1980年6月〜8月
 EF15 80〔東京〕
hiramatsu-EF1580 小雨の降る中、タンク列車を牽引する東京区の80号機。
 
※原形ワイパー 前灯小 正面ナンバープレート上寄り
撮影:S.HiramatsuさんPassenger Cars Room  
製造年月日:S29.2.18
製造:東京芝浦電気
廃車:S54.6.18
BIN-EF1580 1エンド側です。前燈の取付台座は2本足のタイプです。Hゴム支持化された正面窓に原形ワイパーの組み合わせが意外と珍しいでしょうか。改造Hゴム窓は原形窓と比べると一回り大きく、その位置も下方にずれているのが分かります。下の81号機と比べると良く分かります。
撮影:BINさん  1262レ  入江 1978.12.14
BIN-EF1580 同機のナンバープレートと製造銘板です。
撮影:BINさん  5582レ  入江 1977.3.1
 EF15 81〔新鶴見〕
6348-EF1581 原形小窓に原形ワイパー姿のすっきりとした81号機。つらら切りは中形の直線タイプのようです。
「そういえば、あの頃は伊東線にも貨物が走っていたのですね。」(6348レさん)
 
※原形小窓 原形ワイパー 前灯大 正面ナンバープレート上寄り
撮影:6348レさん  伊東 1976
製造年月日:S29.3.19
製造:東京芝浦電気
廃車:S54.5.7
BIN-EF1581 夕陽を浴びて発車を待つ81号機。後ろに続くク5000も懐かしいです。原形の正面窓はHゴム窓に見慣れていると随分と小さく感じます。(実際Hゴムの分だけ小さいんですが) 正面扉と正面窓の上下が綺麗に揃って並んでいて、実にスッキリした印象です。本機は東京区配置にも関わらず何故かデッキステップ前面が白塗りされていません。
撮影:BINさん  5580レ  入江 1977.2.24
BIN-EF1581 同機のナンバープレートと製造銘板です。
撮影:BINさん  5580レ  入江 1977.2.24
 EF15 82〔新鶴見→八王子〕
Nishino-EF1582 こちらは新鶴見区の82号機。ライト取付座は2本足で少し前面に飛び出たタイプです。つらら切りは標準的な中形です。
 
※前灯小 正面ナンバープレート上寄り
撮影:Y.NishinoさんY.Nishinoのホームページ)  渋谷―原宿 1975.7
製造年月日:S29.2.27
製造:川崎車輌・川崎重工
廃車:S54.4.21
BIN-EF1582 前面窓はHゴム支持化され、ワイパーは平行ブレードのWP35(WP50では無さそう)となっています。第4次形〜11次形のプレート式ナンバーに大形のPS14パンタ姿はEF15を最も代表する姿と言えますが、この前面窓回りが改造された姿も晩年のEF15の代表的な形態と言えます。
撮影:BINさん  279レ  入江 1976.12.10
 EF15 83〔新鶴見〕
ef5853-EF1583 「新鶴見に残っていた数少ない原形小窓のEF15のうちの1両。山貨に1時間いればいくらでも貨物は来たものですが・・・。今じゃ205系だけ。」(EF5853さん)
つらら切りは中形で直線的なタイプです。
 
※前面窓原形 前灯大 正面ナンバープレート上寄り
撮影:EF5853さん  666レ  新宿 1977.3.14
製造年月日:S29.3.13
製造:川崎車輌・川崎重工
廃車:S55.2.1
tanaka-ef1583 廃車後もEF5865などと共に東大宮操に留置された同機の哀れな姿です。
ともあれ、普段はなかなか見ることが出来ないピッチから見た超ローアングルがEF15特有の先台車周りのプロフィールを際だたせています。
撮影:たなかさん   東大宮操車場 1984年頃?
BIN-EF1583 プレート式ナンバーに大形のPS14パンタ姿の第4次形〜11次形のEF15は、本形式を最も代表する姿と言えます。これは前面窓、ワイパーが原形当時の姿で、スッキリとした落成時の面影を感じさせます。 また、Hゴム改造の82号機の写真と比べると、Hゴム改造機の前面窓は一回り大きく取付位置も下に下がっている事が分かります。
撮影:BINさん  279レ  入江 1976.11.30
 EF15 84〔高崎第二〕
takechanman-EF1584 避雷器がLA12時代の姿のようです。ちなみに同機がLA15に換装されたのは履歴によると1972年10月となっています。
「今は埼京線が頻繁に行き交う線路も、当時はEF15が見飽きる程、走り回っていたものです。」(タケチャンマンさん)
 
※寒地形 排障器雪かき器背面
撮影:タケチャンマンさん  高田馬場 1972年頃
製造年月日:S29.2.24
製造:三菱電機・新三菱重工
廃車:S56.1.12
BIN-EF1584 お馴染みBINさん撮影の84号機です。これくらいの号機になると外板もすっかり綺麗な仕上がりでスタイル的にも完成された堂々とした姿です。先輪の担いバネと動輪の釣り合い梁を結ぶバネ吊りリンクは丸棒式の三菱独自のタイプです。本機の雪かき器の排障器は雪かき器の背面に取り付けられています。
撮影:BINさん    入江 1980.4?
 EF15 85〔長岡(転)〕
ef5853-EF1585 「色々なカマが並んでいた頃の姿。隣はEF6224[高二],後ろはEF1217[高二]ラストナンバー。そしてEF15200[高二]とEF15154[高二]」(EF5853さん)
同機のつらら切りは中形で丸っこいタイプで、汽笛カバーは大形の長岡形です。
 
※寒地形 長岡形汽笛カバー 正面扉横手すり 前灯大
撮影:EF5853さん  高崎第二機関区 1978.3.11
製造年月日:S29.3.2
製造:三菱電機・新三菱重工
廃車:S53.12.5
 EF15 86〔長岡(転)〕
ef5853-ef1586 「湯檜曽は吹雪だったのに、高崎まで下りて来ると4月中旬のバカ陽気でした。長岡のスタイルですね。汽笛カバーはこのタイプがかっこいいです。」(EF5853さん)
 
※寒地形 長岡形汽笛カバー 正面扉横手すり
撮影:EF5853さん  770レ  高崎 1979.3.18
製造年月日:S29.3.15
製造:三菱電機・新三菱重工
廃車:S54.7.16
ohno-ef1586 雑多な貨車で組成された長編成の貨物列車を牽く姿は、まさにEF15…と言った感じです。
撮影:ohnoさん  大宮 1977.10.23
長岡運転所を脇に見て配給でしょうか、今日のお供はたった一両の黄帯のワ(ワ12000?)。上から見ると長岡形の大きな汽笛カバーの存在が際立ちます。
撮影:佐々木さん  長岡―宮内  1978年?
 EF15 87〔長岡(転)〕
ef5853-EF1587 長岡のEF15の特徴である正面手すり横の手すりが良く分かりますね。つらら切りは中形で直線的なタイプです。汽笛カバーは高崎形で先端が垂直なもの。同機の正面ナンバープレートは東洋・汽車の特徴である上寄りです。
 
※寒地形 正面扉横手すり 前灯小 正面ナンバープレート上寄り
撮影:EF5853さん  高崎第二機関区 1978.3.11
製造年月日:S29.3.31
製造:東洋電機・汽車会社
廃車:S53.11.29

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