昭和29年2月〜3月にかけて製造されたグループです。 日立製は正面ナンバープレートの取付位置が左に寄っています。 また、連結器解放テコは3次形以降の特徴の幅広です。前グループで左に寄っていた助士席側の通風口は再び通常の位置に戻り、その為、正面の昇降段の最下段は本グループから他メーカと同じ台形になりました。 東芝製は前ロットから引き続き正面通風口の幅が狭く80号機までは7段ヒダで81号機から一番上の段が無くなり6段ヒダとなり、結果的にその分高さも低くなっています。 三菱製の84〜86号機は86号機を除き先輪の担いバネと動輪の釣り合い梁を結ぶバネ吊りリンクが丸棒で、それに連結する釣り合い梁も独特の形状となった三菱式です。また、つらら切りは側面が丸みを帯びた独特の形状で、これは2次形〜10次形までこの形状です。 前燈の取付台座は77,78,79,80,82,83,84,86,87号機が帯板2枚が飛び出たタイプで、他はステー式となっています。 ※印…主な特徴です。画像をクリックすると大きなものが表示されます。
※印…主な特徴です。画像をクリックすると大きなものが表示されます。