昭和29年7月〜12月にかけて製造されたグループです。 また、後半の118〜121号機は、別ロットによる発注と思われ、本来は別グループとするべきですが、落成年月が9月〜12月なのでこのグループに入れました。 なお、本グループで東洋電機・汽車会社製の121号機のみPS15パンタを装備していますが、これはEF58同様、東洋電機が自社製の新形パンタをいち早く装備した為と思われます。 日立製は正面ナンバープレートの取付位置が左に寄っています。そのナンバープレートの書体ですが本ロットのみ他と比べて細く見えます。また、3次形以降の同社の特徴でもあった幅広の連結器解放テコは本グループの107、118号機を最後に標準タイプになっています。 東芝製は正面通風口の幅が10次形123号機まで標準より狭く高さも低くなっています。 三菱製の115、116、120号機は先輪の担いバネと動輪の釣り合い梁を結ぶバネ吊りリンクが丸棒で、それに連結する釣り合い梁も独特の形状となった三菱式です。また、つらら切りは側面が丸みを帯びた独特の形状で、これは2次形〜10次形までこの形状です。 前燈取付台座は112、117号機がLP42用で109、116号機が2枚板が飛び出したタイプ、他はステー式です。 ※印…主な特徴です。画像をクリックすると大きなものが表示されます。
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