さようなら 寝台急行「銀河」 その2
 
Update 2008.4.1

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10番線の品川方のホーム案内表示。カーソルを写真に合わせると英語表示に切り替わります。
Sleeping Expressと言う表示が何となく新鮮。

サウンド再生:深夜の走行音 富士〜静岡 部分(101レ「銀河」 オロネ24 103車内)


オロネ24乗降口周辺。JR西独自の黒幕仕様の行き先表示。この部分だけ妙に浮いて見えるのは気のせいでしょうか。表示器部分の下の窓は喫煙室です。


20系客車以降の国鉄特急車両伝統のステンレスの切り抜き文字。磨き出されて輝く国鉄書体が美しい。ちなみに100番台は元オロネ14形。この103は1972年9月にオロネ14 10として落成。1986年にオロネ24に改造されています。


こちらは元オロネ14 9の102です。こちらの履歴も103と同様で、同じく製造から36年以上が経過しています。
大きな側窓と小さな覗き窓のコンビネーション。583系電車を除けば今やオロネ24でしか見られません。


乗降口のA寝台表示。この等級表示窓も10系以降の国鉄優等客車の一時代を今に伝える物。禁煙マークが現代を主張しています。


同じくオロネ24の山側の乗降口付近です。下降式窓の部分は乗務員室で、電動式行き先表示器の指令機が見えます。


10番線の大阪方、カニ24の前にはEF65が連結され出発準備もOK、いよいよ大阪に向けて旅立ちです。
発車ベルが鳴り響き東京を出発です。これからおよそ8時間あまりの「銀河」の旅を満喫したいと思います。

それではオロネの車内を見てみます。

まずはデッキ部分です。山側から海側を見ています。


この二枚折り戸の形状ですが、今まで左右対称だと思い込んでいたんですが、内側から見ると非対称なんですね。今回改めて内部の写真を撮ってみて初めて気づきました。(^^;)

12系など他の折り戸もそうなのかな?
オハネフ同様、扉の横にはくずもの入れです。

改めて見てみると、この「くずもの」と言う表現、古くさくはありますが「ゴミ」よりもずっと雅な雰囲気で良いですね。

デッキから車内を仕切る引き戸に浮かぶ、A寝台の文字。

  
車端の貫通部。海側の乗降扉脇には戸閉め装置が取り付けてあります。

  
オロネデッキ部から貫通路部分を見る。

隣のオハネ(オハネフ)の貫通扉が見えます。

  
独特の模様ガラスが美しい仕切扉。これも国鉄形らしい物のひとつでしょうか。

それではデッキから車内に入ります。

  
扉を開けると最初に目にはいるのは喫煙室や更衣室などのサービススペース。

左手前から乗務員室、荷物置き場(閉鎖されています)、右手前から喫煙席、更衣室です。

開いている中央の開き戸の奥が寝室になります。

  
喫煙席はこのようにボックスシートになっています。

喫煙席だけあって、上部には空気清浄機(ただの換気扇?)の姿も見えます。


ゆったりとした座席はA寝台のものとほぼ同仕様。リクライニングこそしませんが、座り心地はなかなかです。
窓側にはA寝台と同じく折り畳み式のテーブルがあります。その両脇には寝台席では撤去された灰皿が現役です。


背ずりの白いカバーが目にまぶしいですね。できたら肘掛け部分にもカバーをかけて欲しいところですが…。マジックテープだけが虚しく残っています。
ロネでは流石に化粧板に木目の物を使用したりと、多少なりとも内装に気を遣ってありますが、それでも天井に至るまでどこもかしこもカチカチの直線だらけ…。

この辺りはやはり20系の方が細かな所に配慮がなされていたように思います。

ところで、オロネの写真のカーテンの生地が写真によって変わっていますが、これは102と103で生地が異なるからです。

この写真の模様が入っている方が103で、無地の物が102です。
喫煙席に座ってデッキ側を見てみます。

正面に大きく目にはいるのは広告スペース。何も入っていないと何だか保存車両みたいで、車両に生気が感じられなくなります。

やはりここには全国の特急一覧とか路線地図を入れて欲しいところ。
同じく喫煙席よりデッキ部との仕切り部を見てみます。天井には非常灯が灯ります。

アルミの仕切扉には流石に寄る年波を感じさせます。
乗務員室の左には、洋服ブラシと靴ブラシを吊していた名残があります。

かつては壁に貼り付けた木材に、ねじ込み式のフックを付けて、そこにブラシを引っ掛けてありました。

このオロネ24 103には木材だけが残っていましたが、上の102はそれも外されています。

いつから外してしまったんでしょう…。
  
寝室手前の荷物置き場。シャッターで閉鎖されています。シャッター上部にはたんに「物置 BAGGAGE」と表示されています。
反対側の仕切り壁の広告スペースにも残念ながら何も入っていません…。


テーブル脇の灰皿を良く見れば、こんなところに未だに国鉄の残り香が…。
オロネの更衣室。大人一人がやっと立てるぐらいのスペースです。小テーブルの下にあった灰皿はやはり撤去されています。

オロネのこの部分は元は非常口になっていましたが、現在は埋められている様です。写真のオロネ24 103は外板は埋められていましたが内側には痕跡が残っていました。)
こちらはオロネ24 102で内側も非常口部分が埋められています。
サービススペースと寝室を仕切る開き戸。細かい差はありますが、この辺はロネもハネも各社共通仕様でしょうね。

それでは、いよいよ寝室内へ入ってみましょう。

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