ELECTRIC LOCOMOTIVE EF15  Vol.8
EF15 64〜76

Last Update 2016.10.6

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EF1570 EF1571 EF1572 EF1573 EF1574 EF1575 EF1576

 第6次形(64〜76号機)

昭和28年9月〜10月にかけて製造されたグループで、このグループより落成時から先輪は全てスポーク式になっています。
日立製のつらら切りは本ロットまで大形で丸みが強い独特な形になっています。また、正面ナンバープレートの取付位置が左に寄っていて、連結器解放テコが3次形以降の特徴の幅広です。また、日立の製造銘板は本ロットから第11次形まで切り抜き文字になっています。
なお、このロットより製造メーカーに新たに東京芝浦電気と東洋電機・汽車会社のジョイントの2メーカーが登場しています。
東芝製の正面通風口は11次形まで他メーカーに比べて幅が狭くなっています。正面ナンバープレートの取付位置は東芝、東洋・汽車が上寄りとなっています。対して川崎製は本ロットからほぼ標準的な位置になっています。
三菱製の74〜76は引き続き先輪の担いバネと動輪の釣り合い梁を結ぶバネ吊りリンクが丸棒で、それに連結する釣り合い梁も独特の形状となった三菱式です。
前燈の取付台座は71,72,74,76号機が2枚板の飛び出したタイプ、65,(75)号機がLP42用、他はLP402用のステー式です。

※印…主な特徴です。画像をクリックすると大きなものが表示されます。

 EF15 64〔高崎第二〕
Nishino-EF1564 登場時から先輪もスポーク式となり、各部の標準化が完成した64号機。ゴハチでもそうですがスノウプロウを付けた姿はそれだけで精悍に見えてきます。同機の前燈のケースは奥行きが大きいものです。汽笛カバーは高崎タイプの大形で先端が斜めになったタイプです。なお、日立では本機から製造銘板が切り抜き文字になりました。
 
※寒地形 前灯大 正面ナンバープレート左寄り 連結器解放テコ幅広
撮影:Y.NishinoさんY.Nishinoのホームページ)  大宮 1974.3
製造年月日:S28.10.1
製造:日立製作所
廃車:S54.11.21
BIN-EF1564 2軸貨車を中心にした貨物を牽く64号機。本機の排障器は雪かき器の裏側に取り付けられていますが、高崎のEF15に多く見られる形態です。
撮影:BINさん  5462レ  品川―鶴見 1979.1.14
 EF15 65〔高崎第二〕
EF1565 高崎線の2321レの車内より撮影した65号機です。特徴ある雪かき器をはじめ足周りが写っておらずすみません。汽笛カバーは高崎形で先端の側面が斜めに欠き取られたタイプです。つらら切りは大形ですが側面が丸くなったタイプで、これまでの日立製の大形つらら切りとは異なるタイプです。
 
※寒地形 前灯小 前燈取付位置原形 スノウプロウ変形 正面ナンバープレート左寄り 連結器解放テコ幅広
991レ?  吹上 1979.8
製造年月日:S28.9.29
製造:日立製作所
廃車:S56.5.8
EF1565 吹上駅を発車した2321レ車内より撮影した65号機です。かなり無理のある体勢で撮影したのでカマの後ろが入ってませんが、独特のパラボラ式に裾が広がった雪かき器が確認できます。
991レ?  吹上 1979.8
ef5853-EF1565 EF5853さん撮影の台検中?の65号機の珍しい姿です。正面扉の下部のステップ(?)が上に跳ね上がってるのが面白いです。こんなんなってんですねー。
撮影:EF5853さん  高崎第二機関区 1978.3.11
moterman-ef1565 もーたーまん@鈴木さん撮影の65号機です。後ろのPFは工場入場の回送でしょうか。一瞬、上越線のEF16とPFの重連を彷彿させます。
「65号機はこの数ヶ月後に廃車になったのですね」(もーたーまん@鈴木さん)
撮影:もーたーまん@鈴木さん EF1565+EF651108  品川 1981.3.1
 EF15 66〔高崎第二〕
ef5853-EF1566 こちらもEF5853さん撮影の高崎に集うEF15シリーズです。汽笛カバーは高崎形で先端が垂直なタイプです。つらら切りは65号機と同じ大形の丸いタイプです。
 
※寒地形 前灯小 正面ナンバープレート左寄り 連結器解放テコ幅広
撮影:EF5853さん  高崎第二機関区 1978.3.11
製造年月日:S28.10.7
製造:日立製作所
廃車:S54.7.16
 EF15 67〔高崎第二〕
takechanman-EF1567 汽笛カバーとデフロスタを取り付けながら雪かき器の無い形態が印象的です。本機はかつて20年間長岡第二区に在籍しており、当然、汽笛カバーと雪かき器を装備していたはずですが、その後、新鶴見区に移動になった際に雪かき器だけ取り外されたものと思われます。
 
※汽笛カバー変形? デフロスタ 正面扉横手すり 排障器台枠取り付け 正面ナンバープレート左寄り 連結器解放テコ幅広
撮影:タケチャンマンさん  東浦和付近 1977年頃
製造年月日:S28.10.24
製造:日立製作所
廃車:S55.1.17
BIN-EF1567 新鶴見区時代の67号機です。同区には昭和51年(1976年)10月から翌年6月という短期間の配置でした。正面扉の右側には長岡区に在籍機に設置されている手すりが確認できます。 つらら切りは日立製のこのロットまで見られる大形の丸っこいタイプです。 本機の汽笛カバーは標準的なサイズより小さく、東新潟タイプに近い形態ですがカバーの先端は直角に切り落とされたあまり見ない形態です。 こちらは1エンド側。
撮影:BINさん  279レ  入江 1977.4.5
BIN-EF1567 BINさん撮影の高崎第二区時代の姿です。本機は1977年6月14日付で新鶴見から高崎第二に移動しています。タキ43000系列のタンカートレインの先頭に立つ姿は近代的な印象。、このまま現代に現れてもそれほど違和感は感じないような…?
撮影:BINさん  5770レ  入江 1978.12.26
BIN-EF1567 同じくBINさん撮影の一枚です。新鶴見時代と形態に変化はありません。ちなみにこちらは2エンド側です。 排障器は前端バリ側面の張り出し部にボルト留めされています。
撮影:BINさん  5770レ  入江 1978.12.26
 EF15 68〔高崎第二〕
ef5829-ef1568 スノウブロウが独特の形の68号機。65号機と同タイプのようです。
「大宮操から出発してきた上り列車です。」(EF5829さん)
 
※寒地形 スノウプロウ変形 正面ナンバープレート左寄り 連結器解放テコ幅広
撮影:EF5829さん  与野 1978.8.28
製造年月日:S28.10.31
製造:日立製作所
廃車:S54.8.16
 EF15 69〔八王子〕
EF1569 こちらは八王子区で活躍した69号機。寒地形と比べておとなしい印象です。同機はライトを取り付ける台座が、2本足で少し前面に飛び出たタイプです。ちなみにつらら切りは中形です。
 
※寒地形 前灯小 正面ナンバープレート上寄り
1485レ(多分)  恵比寿―渋谷 1979.6.1
製造年月日:S28.10.10
製造:東京芝浦電気
廃車:S54.8.6
EF1569 同じく69号機ですがエンドがひっくり返っており、こちらが2エンド先頭でR側です。同機のナンバープレートですが、側面の物は武蔵野操車場のナンバー自動読取装置への対応か、ナンバー部分のみ白塗りになっていました。写真を原寸で見てみると、もしかしたらナンバープレートの枠部分や製造銘板は車体と同色に塗りつぶされている感じです。

1485レ(多分)  恵比寿―渋谷 1979.5
EF1569 まるで定点観測ですが…しかもなぜか69号機ばかりに当たってしまいました。今度は一番上の写真と同じく1エンド先頭でL側です。この辺りは湘南新宿ラインのホームが出来たりで大分様変わりがしているかと思いきや、この写真の後ろに見える左から3つの建物はこの時から30年以上経過した現在もグーグルのストリートビューで見るとそのまま残っている様です。(2012年10月現在)

1485レ(多分)  恵比寿―渋谷 1979.6.9
ohno-ef1569 東海道貨物線(現・横須賀線)を行く新鶴見区時代の69号機。同機は1978年11月に八王子に移動しています。
撮影:ohnoさん  東神奈川 1977.5.29
 EF15 70〔高崎第二〕
ef5853-EF1570 「[関]のカマが8111レで帰るので、もしかしたら・・・と思って出てきたのですがやっぱりPFでした。(1125) 時間つぶしに撮ったものです。(焼きが・・・)」(EF5853さん)
つらら切りの形も安定してきたのか標準の中形です。汽笛カバーは高崎形の大形で先端が直線の物です。本機は避雷器の取付位置が前燈右側になっています。また、パンタグラフは昭和40年1月に鷹取工でPS14からPS15に振り替えられています。
 
※寒地形 避雷器前燈横取付 正面ナンバープレート上寄り PS15パンタ
撮影:EF5853さん  5585レ  品川 1979.7.20
製造年月日:S28.10.18
製造:東京芝浦電気
廃車:S54.12.10
mt40-ef1570 大宮機関区で顔を並べる192号機と70号機。 70号機の雪かき器の排障器は裏側から取り付けられたタイプです。
撮影:MT40さん   大宮機関区 1977〜1978
 EF15 71〔甲府〕
yusha-EF1571 遊写さん撮影の甲府区の71号機。つらら切りは中形の直線タイプで汽笛カバーは高崎形の大形で先端が直線の物です。
 
※寒地形 前灯小
撮影:遊写さん  665レ  富士 1979.5.5
製造年月日:S28.10.31
製造:東京芝浦電気
廃車:S54.8.23
yusha-EF1571 同じく遊写さん撮影の71号機。ワムハチとタンク車、それに車掌車と言うシンプルな短編成の貨物がローカル線らしさを感じさせます。
「670レを引いて冨士駅に進入してきた同機は、入替作業後、665レの頭について、また引き返します。」(遊写さん)
撮影:遊写さん  665レ  富士 1979.5.5
inage-EF1571
「当機はEF15初期形と交換に高崎区から転属した直後で、高崎区のものの 特長のままの姿です。」(N.Inageさん)
撮影:N.Inageさん  甲府 1978.10
 EF15 72〔高崎第二〕→〔甲府〕
Nishino-EF1572 山手貨物線を行く72号機。同機のライト取付座はちょっと分かりにくいですが2本足で少し前面に飛び出たタイプのようです。EF15のスノウプロウは基本的な形は一緒ですが、大別すると2種類存在します。この72号機の物はスノウプロウの下部がパラボラ状に前方にカーブして裾が上部よりも広がったタイプです。汽笛カバーは高崎形の大形です。
 
※寒地形 スノウプロウ裾広がり(どーゆう表現だ)
撮影:Y.NishinoさんY.Nishinoのホームページ)  駒込―田端(操) 1973.5
製造年月日:S28.10.22
製造:川崎車輌・川崎重工
廃車:S57.5.11
inage-EF1572
「EF15初期形と交換に高崎区より転属した直後です。 したがって高崎区のものの特長のままですが当機はスノープローが変形タイプのものになっています。」(N.Inageさん)
撮影:N.Inageさん  甲府―金手 1978.10
 EF15 73〔甲府〕
kantera-ef1573 八王子区時代の73号機。前面窓が原形です。また、ナンバープレートが川崎製にしては珍しく、日立製の一部の様に左に寄って取り付けられています。後ろに見える原形101系も懐かしいですね。
 
※ナンバープレート左寄り
撮影:KANTERAさん旧型電気機関車の宝庫)  武蔵境 1975.9 
製造年月日:S28.11.19
製造:川崎車輌・川崎重工
廃車:S56.1.12
kantera-ef1573b 約2年後の同機の姿。前面窓がHゴム支持に改造されています。
撮影:KANTERAさん旧型電気機関車の宝庫)  国分寺 1977.8 
 EF15 74〔八王子〕
ef5853-EF1574 「この後、機回りして、いつものところへ移動していきました。隣の115系も今は見れませんね・・。」(EF5853さん)
 
※前面窓原形
撮影:EF5853さん  新宿 1979.3.9
製造年月日:S28.10.29
製造:三菱電機・新三菱重工
廃車:S54.5.7
inage-EF1574 「八王子へ向かう下り列車です。当機は正面窓が非Hゴムなのが特長です。」(N.Inageさん)
撮影:N.Inageさん  高円寺 1979.1
kantera-ef1574 前面窓が原形のEF15は窓が随分と小さく見え、正面からの印象が随分異なります。
撮影:KANTERAさん旧型電気機関車の宝庫  立川―日野 1978.9
BIN-EF1574 東海道貨物線を行くEF15牽引のオイルトレイン。タキ43000?で統一された編成が現代的な印象です。こうした整然とした編成の先頭に立つEF15もなかなか魅力的です。
撮影:BINさん  5470レ  品川―鶴見 1977.2.26
 EF15 75〔長岡(転)〕
ef5829-ef1575 「名所―渋川の鉄橋を行く貨物列車。お盆で大多数の貨物が運休か単機の中、貨物つきで嬉しかった覚えがあります。」(EF5829さん)
 
※寒地形 正面扉横手すり 前燈取付位置原形
撮影:EF5829さん   1793レ  渋川―敷島 1977.8.10
製造年月日:S28.11.10
製造:三菱電機・新三菱重工
廃車:S54.10.27
mt40-ef1511-75 大宮機関区構内で引っ掛け式標識燈が特徴の二次形11号機と顔を合わせる。 デッキ形状や昇降段の取付位置など両者の違いが良く分かります。
撮影:MT40さん   大宮機関区 1977〜1978
 EF15 76〔長岡(転)〕→〔水上〕
EF1576 東洋電機・汽車会社製造の初のEF15。晩年に長岡から水上に転属後、EF16に混じり補機仕業に活躍しました。前面のナンバープレートの取付位置がかなり上方、前面窓のすぐ下になっていますが、同メーカー製造のEF15の特徴です。本機は前燈を取り付ける台座が2本足で少し前面に飛び出たタイプ。つらら切りは中形です。汽笛カバーは高崎形の大形で先端が直線タイプの物。また、長岡区に在籍したEF15には正面扉の右横に手すりが増設されています。
672レ  石打 1980.8.3
製造年月日:S28.10.24
製造:東洋電機・汽車会社
廃車:S55.8.18
EF1576b 上の写真と同じく、水上―石打間の補機仕業に付く76号機。当時の新鋭、EF65 1000番台と言えども、この区間は補機無しでは越えられませんでした。
 
※寒地形 正面扉横手すり 前灯小 正面ナンバープレート上寄り
水上 1980.8.2
kitamura-ef1576 水上機関区で集うEF1576とEF1628。両車の表情の違いにご注目。
ここも今ではすっかり何も無くなってしまい、わずかに残ったピットだけが「強者どもが夢の跡…」と言った光景になっています…。
撮影:kitamuraさん   水上機関区 1980?

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