ELECTRIC LOCOMOTIVE EF15  Vol.6
EF15 46〜54

Last Update 2016.12.1

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 第4次形(46〜54号機)

昭和27年5月〜昭和27年9月に製造されたグループで、全機通風口が標準の左右6段、屋根上の主抵抗器室カバーの2エンド側も小さな物となり、標準的な形態となりました。また、可動式の第1・第2・第6・第7側窓の形状も日立製の46〜48を除き標準的なすっきりした形態になっています。落成時は全機プレート式先輪を装備していました。枕梁の端面形状は本ロットから全て日立製が長方形、それ以外が逆台形になっています。

日立製のつらら切りは引き続き本ロットでも大形で丸みが強い独特な形ですが、モニタールーフ小窓はおそらく本ロットから5枚の標準タイプになっています。また、連結器解放テコは3次形以降の日立製の特徴の幅広です。
三菱製の52〜54は正面の通風口と昇降段は本グループから標準タイプになりましたが、先輪の担いバネと動輪の釣り合い梁を結ぶバネ吊りリンクが丸棒で、それに連結する釣り合い梁も独特の形状となった三菱式です。

正面ナンバープレートの取付位置ですが、川崎製と共に三菱製のものについても本ロットは上寄りになっています。日立製については前者よりも低く左に寄っています。
前燈の取付台座は全機LP402用のステー式となっています。

※印…主な特徴です。画像をクリックすると大きなものが表示されます。

 EF15 46〔高崎第二〕
T.F-EF1546 「当時北鴻巣駅があったか忘れましたが、この頃北陸・天の川・能登・鳥海・越前と、次々に上ってくる夜行列車の合間の1本です。」(T.Fさん)
46号機の後ろに続く貨車に時代を感じますね。
 
※寒地形 前燈大 正面ナンバープレート左寄り 連結器解放テコ幅広
撮影:T.FさんくらはやしみのるのB級HP) 上り貨物 鴻巣―吹上 1980.8
製造年月日:S27.5.1
製造:日立製作所
廃車:S55.8.1  
hiramatsu-EF1546 こちらも高崎線を行く同機です。冬枯れの武蔵野のイメージが何とも良い雰囲気です。桶川―北本辺りでしょうか?
撮影:S.HiramatsuさんPassenger Cars Room  北本―桶川 1979.11頃
BIN-EF1546 東海道貨物線、今は無き入江駅を行く46号機。こちらは2エンド側です。ワイパーは左右とも原形のKW3Dですね。幅広の連結器解放テコは、もしかしたらゴハチの物と一緒かも知れません。
撮影:BINさん  1275レ  入江 1980.2.1(多分)
 EF15 47〔高崎第二〕
inakamono-EF1547 高崎第二区の構内にたたずむ47号機。本機は昭和53年10月に一休になっており、この写真が撮られた時には既に運用を外れてから半年近く経ってます。足回りの錆がもの悲しいですね。つらら切りは大形で丸っこいタイプ。
 
※寒地形 前燈大 正面ナンバープレート左寄り 連結器解放テコ幅広
撮影:田舎者さん  高崎第二機関区 1979.3.11
製造年月日:S27.7.23
製造:日立製作所
廃車:S54.5.28
ohno-ef1547 こちらは現役当時の同機。機関士側ワイパーもまだ原形のKW3Dのようです。つらら切りは大形で丸みの強いタイプです。
撮影:ohnoさん  栗橋? 1974.6
 EF15 48〔高崎第二〕
EF1548 珍しく後ろに次位無動のゴハチ(白Hゴムに原形フィルタは東京区の148号機か)を連結した48号機。スノウプロウに汽笛カバー、前面窓にデフロスタを付けた姿は、同じEF15でも随分たくましく見えます。つらら切りは日立独特の大形で丸っこいタイプですが、モニタールーフ小窓は5枚になりました。新宿駅構内の雰囲気も今は随分と変わりました。
 
※寒地形 前燈小 正面ナンバープレート左寄り 連結器解放テコ幅広
新宿 1979.8
製造年月日:S27.7.25
製造:日立製作所
廃車:S55.6.6
c51-ef1548 こちらはEF65PFと重連単機です。ワイパーは機関士側・助士側共に原形です。避雷器ももしかしたらLA12?
撮影:椎野吾一さん椎野吾一の鉄道博物館  蕨付近 1973.3.28
 EF15 49〔新鶴見→甲府〕
takechanman-EF1549 4次形の標準的な形態ですが、汽笛カバーと前面窓にデフロスタが取り付けられています。同機は昭和51年に新鶴見に移動するまで上越地区に配置されており、おそらくその間に取り付けられたものだと思われます。
 
※汽笛カバー デフロスタ 前燈大 正面ナンバープレート上寄り
撮影:タケチャンマンさん  甲府 1979年頃
製造年月日:S27.7.25
製造:川崎車輌
廃車:S54.5.28
ohno-ef1549 新鶴見区時代の同機。正面窓のデフロスタは既に取り付けられています。
撮影:ohnoさん  1979レ  新子安―鶴見 1977.3.11
BIN-EF1549 同じく新鶴見時代の同機です。汽笛カバーにデフロスタ設置ながら雪かき器の無い姿が独特です。本機の汽笛カバーは上越形の標準的なスタイルです。
撮影:BINさん  279レ  入江 1977.5.16
 EF15 50〔高崎第二〕
nishino-EF1550 雪かき器の形状が独特の50号機。もっとも、雪かき器自体はその車両個別のものではないかも知れません。つらら切りは標準の中形です。こちらはおそらく2エンド側です。
 
※寒地形 前燈小 正面ナンバープレート上寄り スノウプロウ変形
撮影:Y.NishinoさんY.Nishinoのホームページ)  駒込―田端(操) 1974.5
製造年月日:S27.7.28
製造:川崎車輌
廃車:S54.10.27
BIN-EF1550 これはBINさん撮影の1エンド側です。MT40さんが本機の雪かき器は片エンドは標準タイプとなっていたと言っていた通り、雪かき器が標準タイプになっています。排障器は雪かき器の前面では無く高二のEF15に良く見られる背面に付けられたタイプですが、このタイプは暖地形と同じく先台車取付の可能性が高そうです。
撮影:BINさん  5582レ  入江 1977.3.18
BIN-EF1550 同じくBINさん撮影の2エンド側です。雪かき器が一番上の写真と同じくパラボラ状のタイプとなっています。本機の雪かき器は少なくとも1977年3月以降、1エンドと2エンドで別形状の物になっている様です。さて、このパラボラ状の雪かき器は同区に在籍したEF12に取り付けられていた物に良く似ています。もしかしたらEF12の廃車発生品を活用したのかも知れません。 なお、パラボラ状雪かき器の排障器は先台車取付と思われます。
撮影:BINさん  レ  鶴見―品川 1979.1.7
 EF15 51〔高崎第二〕
ef5853-EF1551
「今はなき東京市場(15は汐留からですが)発の東北鮮魚急行(返空)を牽引する51。暑いのでしょう、汐留から扉を開けて走ってました。」(EF5853さん)
つらら切りは中形の直線的なもので、汽笛カバーは高崎形の先端が垂直の物ですね。
 
※寒地形 正面ナンバープレート上寄り
撮影:EF5853さん   5585レ  品川 1979.7.30
製造年月日:S27.7.29
製造:川崎車輌
廃車:S54.11.21
BIN-EF1551 全検から間もないのかピカピカの車体が冬の斜光に映えます。前面のナンバープレートが白塗装で浮いて見えますが、武蔵野操車場対策でしょうか。排障器は高崎のEF15に良く見られる雪かき器の裏側に取り付けられたタイプです。
撮影:BINさん  1482レ  品川―鶴見 1978.12.17
 EF15 52〔高崎第二〕
ef5853-EF1552
「雨がぱらつきだしたため脱兎のごとく駅まで走って戻ったらこいつがいました。」(EF5853さん)
三菱製の同機もつらら切りは中形の標準的なものですが、上面のかまぼこ形のRが大きいタイプです。汽笛カバーは高崎形の先端が垂直の物です。
 
※寒地形 正面ナンバープレート上寄り
撮影:EF5853さん  蒲須坂 1978.8.1
製造年月日:S27.8.9
製造:三菱電機・新三菱重工
廃車:S54.9.21
 EF15 53〔長岡(転)〕
ohtani-ef1553 同じく三菱製の53号機。冬の斜光を浴びて走る魅力的な情景です。つらら切りは中形の標準的なもので、汽笛カバーは高崎形の先端が垂直の物です。
 
※寒地形 正面扉横手すり 正面ナンバープレート上寄り
撮影:Ohtaniさん  下り貨物  渋川―敷島 1977.12
製造年月日:S27.8.12
製造:三菱電機・新三菱重工
廃車:S53.11.20
長岡運転所内で僚友達とひとやすみ。たまたまなのか通常雪かき器裾に取り付けられている排障器が外されており、取り付けボルトの穴が見えています。
撮影:佐々木さん  長岡運転所  1978年?
 EF15 54〔八王子〕
EF1554 今は無き八王子機関区にて憩う54号機。ご覧の通り前面形状は標準的になっています。本機のつらら切りは中形で、ワイパーは機関士側WP50、助士側WP35です。 前端バリ連結器両脇の穴はスノウプラウ取付跡ですが、おそらく長岡第2機関区配置時代に取り付けていた名残りでしょう。

※前燈大 正面ナンバープレート上寄り
八王子機関区 1977.6.5
製造年月日:S27.9.1
製造:三菱電機・新三菱重工
廃車:S54.2.1  
EF1554 EF1317 EF1317と仲良く顔を並べた54号機。ところで、EF13の車体は旧EF58の車体を譲り受けた物なので、車体だけ言えばEF15の1次形と同じです。この頃はまだ、同区にはEF15やEF13がごろごろ居ました。
八王子機関区 1977.6.5
inage-EF1554 新宿で出発を待つ中央線下り貨物の先頭に立つ54号機。

撮影:N.Inageさん  新宿 1978.8

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