ELECTRIC LOCOMOTIVE EF58  Vol.14
EF58 102, 103, 106〜114

Last Update 2016.11.3

Index EF58102 EF58103 EF58106 EF58107 EF58108
EF58109 EF58110 EF58111 EF58112 EF58113 EF58114

 第7次増備車(102・103・106〜114号機)

東海道本線全線電化用として昭和31年9月から11月にかけて登場したグループで、パンタグラフのPS15型化、及び屋根上のモニタルーフ小窓のHゴム支持化への過渡期にあたります。

※印…主な特徴です。画像をクリックすると大きなものが表示されます。

 EF58 102〔宇都宮(転)〕
19810505-ef58102-2 東京区時代に取り付けたつらら切り、大型の汽笛カバーを装備した102号機。青色のゴハチは12系などの青色の客車とはベストマッチ。新製時からパンタはPS15、モニタ窓のHゴム化がなされていました。4日前に全検を出場したばかりのピカピカの車体が眩しいですが、この全検で前面窓のHゴム支持化が行われました。

※つらら切り 汽笛カバー 電暖 PS15パンタ 屋上モニタ窓Hゴム 原形フィルタ
東大宮―蓮田 1981.5.5
製造年月日:S31.10.2
製造:日立製作所
廃車:S58.11.1〔宇都宮(転)〕 
EF58102 20系「新星」を牽いて上野に到着した102号機の原形小窓時代です。ちなみに昭和56年5月1日に前面窓のHゴム改造が行われた同機が同改造の最終機で、これ以降はゴハチの残存寿命の関係からHゴム改造は行われませんでした。また、これでつらら切り原形小窓機は消滅しています。同機の雪かき器取付座の可動ロッド部分には61号機と同様のカバーが付けられていました。
1102レ「新星」  上野 1980
TGS-EF58102 日頃リンクでお世話になっているTGSさんより、上り「新星」を牽く102号機の姿を頂きました。ちょっと見た感じだとつらら切りが機関士側にしか付いていない様に見え、奇妙な感じです。
撮影:TGSさん鉄道の好きな館)  1102レ「新星」  黒磯 1975.7.30
ohno-ef58102 次位にEF57 3を従えて原形小窓時代の102号機が推進で鶯谷を通過。ゴナナの後ろの44系客車がいい味出してます。
「本数を稼ぐにはここが一番。朝5時頃から必ず数人の撮影者がいました。ゴナナやゴハチを狙う人、特急電車を狙う人、さまざまでした。鶯谷は今でも人気スポットなんでしょうか? 」(ohnoさん)
撮影:ohnoさん   鶯谷 1976.7.30
ef5852-ef58102 「当時の宇都宮区所属のゴハチで、14系寝台車を使用した定期運用は皆無でしたから団臨か回送だと思われます。この1年後に急行津軽が14系寝台車化された時には、この102号機は既に廃車になっていたので、この組み合わせは貴重だと個人的には考えているのですが‥‥」(EF5852さん)
撮影:EF5852さん   赤羽―尾久 1982.6.13
H-yamaguchi-ef58102 20系団臨を牽き山手貨物線を行く102号機。この頃は山手貨物線はその名の通り定期の旅客列車はありませんでしたが、今やNEXに埼京線、果ては湘南新宿ラインが行き交う立派な旅客線…。隔世の感が…。
撮影:山口裕志さん   新大久保 1981.5.12
komume-ef58102 新旧特急牽引機の並びと言ったところです。しかし、この数年後にはEF65Pもブルトレ牽引から撤退、今やその存在自体が貴重になってきているのに時の流れを感じます。
この写真はこむめさんの亡くなられた叔父さんが撮影された写真だそうです。

写真所蔵:こむめさん    東京機関区 1976年頃
H-yamaguchi-ef58102b お馴染み単2033レの次位に付き横浜羽沢に向かう102号機(本務は101号機)。つらら切りと汽笛カバーが付いた姿は晩年の宇都宮のつらら切り付きカマの中では唯一でした。

撮影:山口裕志さん    単2033レ  品川 1981.8.21
f-ichiro-ef58102 ブドウ色時代の102号機。東京区配置ですが年末になると毎年の様に高崎第二区に貸し出されています。つらら切りや汽笛カバー、雪かき器はその為の物で見た目は上越形です。避雷器はLA12。
「相武台下(相模線)発成田行き。退避のため中線に進入しています。」(Fのイチロさん)

撮影:Fのイチローさん  辻堂 1966.1.16
 EF58 103〔宇都宮(転)〕
ef5853-EF58103 「57置き換え用に米原から転属してきたカマ。EG改造されてますが、特徴はそのままです。」(EF5853さん)
同機はその後、他の宇都宮の原型小窓機同様、前面窓のHゴム化、デフロスタの取付が行われています。

※P型 ワイパーカバー 電暖 PS15パンタ 屋上モニタ窓Hゴム
撮影:EF5853さん  8407レ「ばんだい55号・ざおう56号」 上野 1977.3.18
製造年月日:S31.10.19
製造:日立製作所
廃車:S60.9.12〔田端〕
DAYTONA-EF58103 こちらはDAYTONAさん撮影の晩年の103号機です。前面窓がHゴム支持に、ワイパーが機関士側WP50,助士側EP35に交換され、ワイパーカバーは外されています。モニタールーフの小窓はHゴムとなっています。

※P型 電暖
撮影:DAYTONAさん  荷2634レ 駒込 1984.5.15
kk0630-EF58103 上のEF5853さん撮影の写真と同じ上野駅で発車を待つ姿です。こちらは13番線でしょうか…。比べてみると形態の変化が良く分かりますね。
撮影:kk0630さん  上野 1984.3.24
「あかつき」を牽く米原区時代の103号機。この後昭和51年12月21日付で同機は宇都宮に転属、電暖改造を施されています。
撮影:Morishigeさん  大阪 1973.8
Tc153-501-EF58103 「たった5両の荷物通列車はパレット車ばかり。 国鉄末期、荷物取扱事業の衰退ぶりを感じ得ずにはいられない列車でした。」(Tc153−501さん)
撮影:Tc153−501さん  荷36レ? 南浦和―蕨 1985年?
yuji-ef58103 昭和47年10月改正から登場した寝台特急「つるぎ」の先頭に立つ103号機。EF58による同列車の牽引は「日本海」と同じく湖西線開通の昭和50年3月改正まででした。
撮影:yujiさん  大阪 1973年頃
H-yamaguchi-ef58103 「103号機牽引の雑客時代の八甲田です。」(山口裕志さん)
左隅の木製ポールも懐かしいですね。バックの建物も今は随分変わってます。
撮影:山口裕志さん   回102レ「八甲田」  鶯谷 1979.3.17
ef5852-ef58103 「比較的おとなしいスタイルで形成され撮影意欲を欠く宇都宮区最終配置組のEF58の中で、この103号機のようにP型改造されたカマが来ると多少救われたような気持ちになれたと記憶しております。」(EF5852さん)
撮影:EF5852さん    赤羽―田端(操) 1984.11
昭和50年3月改正でヘッドマーク取付が廃止された「彗星」の先頭に立つ原形小窓時代の103号機。東京区担当以外のブルトレヘッドマークの廃止は昭和50年3月改正の事。その後10年後に復活して今に至っています。
撮影:EF5831さん  3005レ「彗星2号」  大阪 1975年
宇都宮に転属後、EG化されたもののしばらくは原形小窓だった同機も昭和53年3月にHゴム改造されています。50.3改正で新設された20系寝台特急「北星」を牽き元荒川橋梁を渡る…。機関銃のような通過音が聞こえてきそうです。余談ですが上の「彗星」やこの「北星」など、「星」が付いた愛称は夜行列車には良く馴染みます。
撮影:EF5831さん  上り「北星」  蓮田〜白岡 1978.8.11
fj62g-ef58103 運用を外れ宇都宮運転所に留置中の同機。
「この時点での(宇都宮の)稼働機は89、122、141の3両のみでした。この3両は大切に庫に入っていました。留置中の車両達はどれも汚く、天地の差があったのを記憶しています。」(FJ62Gさん)

撮影:FJ62Gさん    宇都宮運転所 1985.3.21
sugi-ef58103
ワイパーカバーの付いた原形小窓姿も美しい米原区時代の103号機が牽く「くにさき」です。もともと美しい印象の強い米原区の原形小窓機ですが、なかでもP形となるとかつてのブルトレ牽引機の栄光を感じ、一層輝いて見えるのは気のせいでしょうか。
撮影:針葉樹林鉄道研究会の杉さん  206レ「くにさき」   住吉―摂津本山 1976.5.5
 EF58 106〔長岡(転)→宇都宮(転)〕
akira-EF58106 リンクでお世話になってますakiraさん撮影の上り「おが」を牽き上野に到着した106号機です。

※上越型 電暖 PS14Aパンタ 屋上モニタ窓パテ式
撮影:akiraさん(AKIRA STATION)  上野 撮影年月日不明
製造年月日:S31.9.18
製造:東京芝浦電気
廃車:S58.12.6〔宇都宮(転)〕
ef5853-EF58106 「名所福浦八景を行く荷レ。お立ち台としてあまりにも有名な場所です。EF81の方が、色の点からもっと美しく映えますが・・・。」(EF5853さん)

天気も快晴で会心の一枚ですね。
撮影:EF5853さん  荷4047レ 鯨波―青海川 1979.8.10
Tc153-501-EF58106 「廃車間近だったころの106号機。宇都宮区122号機は白黒Hゴム装備で有名でしたが、この106号機もよく見ると同様の装備をしています。・・・いつ頃から?・・・」(Tc153−501さん)
撮影:Tc153−501さん  東大宮―蓮田 1983頃
Tc153-501-EF58106b 同機は昭和54年11月に長岡運転所から宇都宮運転所に転属しており、廃車時まで上越形の姿をとどめていました。
撮影:Tc153−501さん  宇都宮運転所 198?.8
ef5852-ef58106 「長岡区のEF58全廃に際して他のEF58が廃車になる中、この106号機だけが幸運にも宇都宮区に転属して生き残ることができました。転属後は廃車になる寸前まで走り回っていたという記憶があります。」(EF5852さん)
撮影:EF5852さん    白岡―蓮田 1981.12.30
fj62g-ef58106a 宇都宮運転所にて僚機と共に休車中の姿…。今にして思えばこの上越形の保存機が1両も無いことが何とも残念です。

撮影:FJ62Gさん    宇都宮運転所 1983年頃
 EF58 107〔長岡(転)〕
ef5853-EF58107 上の103号機の次は本来日立製の104、105号機が続くはずですが、所要両数と予算の関係からその2両の発注が一時保留されたため、このグループのナンバーが飛んでいます。
この107号機はモニタルーフ小窓はHゴムになっておらず、パンタもPS14で落成しています。

※上越型 電暖 P型 PS14Aパンタ 屋上モニタ窓パテ式
撮影:EF5853さん  802レ「天の川」 上野 1979.2.25
製造年月日:S31.9.28
製造:東京芝浦電気
廃車:S57.24〔長岡(転)〕
nishino-EF58107 上越形107号機の雪かき器固定化改造前の姿です。誘導踏み段が一見見あたりませんが、おそらく先台車に小さなステップが取り付けられていると思われます。
撮影:Y.NishinoさんY.Nishinoのホームページ)  長岡 1973.8.19
marchin_kun-EF58107 時代は更に遡って、ぶどう色2号塗装時代の107号機です。前面窓が原形で標識灯掛けも移設される前ですね。同機の新製配置は浜松ですが、翌昭和32年に高崎第二区へ転属、昭和33年に宇都宮区へ一時配置された後、昭和35年から廃車まで長岡区で一生を過ごしました。ちなみに、この写真はMarchin kunさんのお父君が撮影されたものだそうです。撮影データは不明だそうですが、新標準色への変更前の1965年前後の姿でしょうか。SGは焚いてますが雪かき器は外されています。
写真所蔵:Marchin kunさん  撮影データ不明
kawasaki-EF58107 「12系団臨を牽引して上野へ急ぐ107号機」(川崎大輔さん)
撮影:川崎大輔さん  日暮里 1977.8
ef5829-ef58107 スニに10系ロネ、ハネ、旧客を連ねた編成が懐かしい…。
「定番の北の58を稼げるアングルで。 」(EF5829さん)
撮影:EF5829さん  3604レ「能登」 南浦和 1980.8.17
ohno-ef58107 名勝、福浦八景をバックに旧客を牽く107号機。う〜ん、良いですねぇ…。
撮影:ohnoさん  1322レ  鯨波―青海川 1979.2.20
長岡運転所に憩うEF1553(長岡)とEF58107(長岡)。上向きのつらら切りと上越形P形独特の賑やかな前端バリが107号機の特徴です。

撮影:佐々木さん    長岡運転所 1978年頃
 EF58 108〔宇都宮(転)〕
EF58108 高尾臨を牽いてきたのか新宿駅構内でお休み中です。後ろの高架は甲州街道。新宿駅構内の変貌は激しいですね。PS15パンタで落成した108号機ですが、昭和39年になぜか浜松工場においてPS14Aに換装されそのままでした。モニタールーフ小窓はまだパテ式です。

※電暖 PS14Aパンタ(製造時PS15) 原形フィルタ 屋上モニタ窓パテ式
新宿 1980.1
製造年月日:S31.10.12
製造:東京芝浦電気
廃車:S58.1.24〔宇都宮(転)〕
EF58108 山の手貨物線を行く108号機。旧形のマニばかりの編成が懐かしい…。なお、同機も後に前面窓のHゴム化、ワイパーの交換(機関士側WP50・助士側WP35)が行われています。この時点では機関士側WP35で助士側がKW3Dの原型です。なお、エアフィルタは原形のままでした。
荷2631レ  原宿―渋谷 1979.9
EF58108 同写真のカマアップです。原形小窓にPS14の美しい姿。
荷2631レ  原宿―渋谷 1979.9
ef5852-EF58108 前面窓のHゴム化とワイパーのWP50化後の同機です。デフロスタが未取付なのが宇都宮のカマとしては珍しいところでしょうか。
「この当時、宇都宮区に配置されていたゴハチでPS14パンタを装着していたカマは、84、85、106、117とこの108号機の5両でした。 前記5両と109、119、123、144 とツララ切りヒサシ付きの102、152、153号機の合計12両は、昭和58年に最終配置組に抜擢されることなく廃車となりました。この108号機の正面窓下の青色とクリーム色の塗りわけが他機と比較して直線的なのが気になるのは私だけでしょうか?」(EF5852さん)
撮影:EF5852さん  古河―栗橋 1982.3.26
suzuki-ef58108 原形小窓、原形ワイパー時代の108号機が広々とした田園を行く。グリーン車や寝台が連結されているところから「津軽」でしょうか。長閑な田園風景ですが、果たして今はどうなっているんでしょう。
撮影:鈴木さん  片岡付近 1973.7.28
toyama-ef58108 茶色塗装時代の108号機。渋いですね〜。また、駅構内のこうした機回し風景もすっかり過去のものになりつつあります。
「特急「はくつる」を牽引し、機廻中の108番です。左の機関車は急行「十和田」を牽引してきたEF80です。」(外山さん)
撮影:外山文比古さん  上野 1967.11
 EF58 109〔宇都宮(転)〕
EF58109 昭和40年から宇都宮区で活躍した109号機。同機はその後、現在も活躍する89号機の身代わりとして廃車になった悲運の機関車でした。同機も新製時からPS15を装備していましたが、モニタ窓のHゴム化はされていませんでした。

※電暖 原形フィルタ PS15パンタ 屋上モニタ窓パテ式
103レ「八甲田」  上野 1980.9.23
製造年月日:S31.11.27
製造:東京芝浦電気
廃車:S59.8.23〔宇都宮(転)〕
EF58109 10系寝台を連結した急行「津軽」を推進回送する109号機。
10系寝台と言えば、今思えばその狭さは想像を絶します。20系よりもさらに低い天井…。通路にイスもなく、寝台がセットされたら横になるしか仕方ない…。豆球の寝台灯は情緒がありましたけど。(^_^;)
鶯谷 1980.9.21
ef5853-EF58109&116 上野駅地上ホームに並ぶ原型小窓時代の109号機と116号機。
宇都宮区のゴハチも昭和50年代前半までは電暖改造されているものの、まだまだ美しい原形小窓姿を残していました。
撮影:EF5853さん  403レ「津軽2号」・31レ「北星」 上野 1977.3.18
ef5852-ef58109 「荷物列車を牽引する廃車直前の109号機です。本当は、この後全検を受けて宇都宮区に残存する予定でしたが、急遽廃車予定の89号機を復活させるために 身代わりに廃車になった‥‥という話は 誰でも知るところです。」(EF5852さん)
撮影:EF5852さん  浦和―赤羽 1984.5
H-yamaguchi-ef58109 スロを牽き山手貨物線を行く。今、この辺りは埼京線ホームになっているでしょうか。
撮影:山口裕志さん  大崎 1981.10.27
東北本線に健在だった普通客レを牽き白岡付近を行く。
「1枚は1978年8月9日夕方東北本線の白岡付近で撮った124レか126レです。雑客もさることながら次位のオユ12が懐かしい。そして2日後の8月11日には上り雑客急行新星を引いて元荒川橋梁を渡る写真を撮影。なかなか当時の宇都宮のゴハチの運用はハードです。」(EF5831さん)
撮影:EF5831さん  124レまたは126レ  白岡付近 1978.8.9
こちらが上写真の続きで一般形客車(当時のファンは雑客と呼んでました)編成の急行「新星」を牽く109号機です。宇都宮に転属後、EG化されたもののしばらくは原形小窓だった本機も昭和53年3月にHゴム改造されています。
撮影:EF5831さん  1102レ「新星」  蓮田〜白岡 1978.8.11
fj62g-ef58109a 点検ピッチ下から見上げた宇都宮ガマの顔。これはこれでなかなか風格がある顔ですね。

撮影:FJ62Gさん    宇都宮運転所 1983年頃
sugi-ef58109 「八甲田を牽引して」上野駅20番線に到着の原形小窓時代の109号機。
撮影:針葉樹林鉄道研究会の杉さん  102レ「八甲田」  上野 1976.1.4
 EF58 110〔長岡(転)〕
EF58110 「能登」の推進回送をプッシュする110号機。本機は新製時からパンタはPS15、モニタ窓のHゴム化がされていました。
何か同じ構図ばかりで芸が無いですね…。(^^;)ゞ この頃学校行く前に毎朝、鶯谷詣してました。

※P型 電暖 ヘッドマーク取付座無し PS15パンタ 屋上モニタ窓Hゴム 側扉解錠装置
回3606レ「能登」  鶯谷 1980.9.23
製造年月日:S31.10.26
製造:川崎車輌・川崎重工
廃車:S56.11.24
Hiramatsu-EF58110 夕闇迫る高崎線を一路上野目指して走る110号機。
「おそらく、スキー臨時列車だと思いますので、石打スキー号でしょうか。」(S.Hiramatsuさん)
撮影:S.HiramatsuさんPassenger Cars Room  鴻巣―北本 1979.2頃
line-EF58110+EF8170+EF58135 毎夜長岡駅で繰り広げられていた豪華な競演です。
「当時は北陸と天の川も並びました。今もそのなごりであけぼの、北陸が並びます。当時は間にEF81が入るのがいやでしたが、写真のEF8170は最初に廃車になりいい記録になりました。」(来Nさん)
撮影:来Nさん  「能登」・「鳥海」  長岡 1979.11.23
「1978年8月10日の暁時に水上駅で上り20系特急北陸を従えて出発待ちをするゴハチですが、微妙にナンバープレートが読めません。自分で調べたところ104、105、110号機のいずれかだと思います。」(EF5831さん)
補機(EF16)を解放した後ですね。しっとりとした輝きを放つカニ21の側面も品がありますね。20系電源車の音は低音で非常に静かだった印象があります。
肝心の牽引機ですが、長岡でPS15パンタ、プレート式ナンバーの該当機はEF5831さんの考察通り。さらに製造銘板で絞り込もうと思いましたが判別不可、結局枕梁端面が台形と言う点から110号機と判定しました。(^^;)ゞ
撮影:EF5831さん  3002レ「北陸」  水上 1978.8.10

3両という超コンパクトな羽越線の荷物列車を牽引する。
撮影:佐々木さん  羽越線荷物列車  新津 1977.6
望遠気味のアングルなので、丸みを帯びたおでこのカーブ具合がよく分かります。川崎製はこれぐらいが多いでしょうか。
撮影:佐々木さん  長岡運転所 1978
「EF16+EF64の次々位に連結され回送される。」(佐々木さん)
このアングルでは、側扉の解錠装置を確認することができます。この装置は長岡のゴハチのかなりの数に取り付けられていたようですが、どうも機関士側の扉のみのようで今となっては確認がしづらいですね。(解錠装置部分
撮影:佐々木さん    石打 1980.7
 EF58 111〔米原〕
EF58111 美しく整備された111号機。真鍮にメッキのひげまできれいに磨き出されています。当時、米原区の機関車は綺麗なことで有名でした。エアフィルタのビニロック化とワイパーのWP35交換がされています。本機も新製時からパンタはPS15、モニタ窓はHゴムでした。尚、本機のヘッドマーク取付座は関西ブルトレ対策として、従来の物の少し上に新たに関西タイプの物が設置されています。これは、後から付けられた前面ステップがヘッドマーク取付座の下部取付座に干渉するためで、関西ブルトレ機に多く見られます。

※P型 ヘッドマーク取付座増設 PS15パンタ 屋上モニタ窓Hゴム
米原機関区 1980.8.25
製造年月日:S31.11.15
製造:川崎車輌・川崎重工
廃車:S59.10.1〔下関(転)〕
toshi-EF58111 としさん撮影の荷レを牽く111号機です。
撮影:としさん  荷39レ 神足―山崎 1981.8.19
kumoyuni143-EF58111 「1980年頃YTCレイルメイトのツアーで宮原機関区に撮影会に行った時に撮影した物です。ブルーのゴハチにクラシカルな「さくら」マークがミスマッチですが・・・。」(クモユニ143さん)
撮影:クモユニ143さん  宮原機関区 198?
karashima-EF58111 「皆様ご存じの通り、当時の米原区には111〜113号機が連番でいましたが、112・113号機のようにワイパーカバーも付かず、特に宮原のカマと変わらんな・・・などと、贅沢なことを考えながら撮影したものです。 こんな贅沢なわがままを言っていた私は、ついに113号機を撮影する機会があり ませんでした。(T-T)」(辛子真緑さん)
撮影:辛子真緑さん  荷1043レ  大阪  1983.12.31
H-yamaguchi-ef58111 ワイパーカバーの無い米原ガマは、一見、宮原の原形小窓機と同じに見えますが、P形改造による前端バリ両脇の2本のブレーキホースがポイントです。これだけで足回りが逞しく見えるように思えます。(ひいき目かなぁ…^^;)
撮影:山口裕志さん  荷36レ  大船 1981.3.20
ef5852-ef58111 「下関集中配置時代の晩年の姿ですが、さすが元米原区所属機のため飾り帯、窓周りなど比較的綺麗な車体状態を維持しています。」(EF5852さん)
撮影:EF5852さん    藤枝―島田 1984.2
inayuki-ef58111 前面の屋根カーブ形状が丸っこいのはEF15でもそうですが川崎製の特徴。下の三菱製のカマと比べると一目瞭然です。
撮影:急行伊奈ゆきさん    西小坂井―豊橋 撮影日不明
hokkyoku-ef58111 急行「きたぐに」を牽き大阪に到着した111号機。「ヒゲ」の輝きは米原区の証!
撮影:北極ぐま閣下さん  502レ「きたぐに」  大阪 1983年
「14系寝台をエスコートして夜の大阪駅で103系の環状線の明かりに浮かび上がる雄姿は憧れのカマにしてはあちこち塗装の継ぎ足しがあり相当くたびれています。」(EF5831さん)
14系だとすると「あかつき3号」か臨時の「明星」でしょうか。

撮影:EF5831さん   大阪 1977.3.29
荷物列車を牽き東京貨物ターミナルを行く。

撮影:金子季弘さん   東京貨物ターミナル 1983年頃
sugi-EF58111 米原区独自のワイパーカバーを付けていた当時の111号機です。14系座席車11連で組成された急行「くにさき」を牽く。
「夜行列車ですが、オール座席です。1週間前は夜行の急行は、旧型客車や旧型寝台車だったのに…」(針葉樹林鉄道研究会の杉さん)
撮影:針葉樹林鉄道研究会の杉さん  206レ「くにさき」   住吉―摂津本山 1975.3.16
 EF58 112〔米原〕
EF58112 宮原区のEF58置き換え用として新製配置されたばかりのEF651000番台と並ぶ112号機。本機は米原区独自のワイパーカバーが特徴。同機は新製時のパンタはPS14Aでしたが、後にPS15に換装されています。また、モニタ窓はHゴム支持でした。

※P型 原形ワイパー ワイパーカバー ヘッドマーク取付座増設 PS15パンタ 屋上モニタ窓Hゴム
大阪 1979.8
製造年月日:S31.10.18
製造:三菱電機・新三菱重工
廃車:S59.3.30〔米原〕
EF58112 ヘッドマーク掛けが通常の物の上部に増設されていますが、これは関西でブルトレ牽引復活時にP形改造と同時に施工されたものです。どーでも良いところですが112号機の横のHI-Cオレンジの缶。最初にこの写真をプリントしたときは何でどけなかったのか…と後悔しましたが、今になってこれを見るとあの味と共にこの頃の夏の記憶が蘇ります。

大阪 1979.8
morita-EF58112 急行「きたぐに」を牽引して山崎付近を行く。余談ですが同機も111号機と同じくヘッドマーク取付座が二つ付いています。
撮影:森田さん  502レ「きたぐに」  山崎付近 1981年頃
mamupi-EF58112 こちらも急行「きたぐに」の先頭に立つ112号機。米原区独自のワイパーカバー姿が精悍です。
撮影:まむぴさん  大阪 1983頃
morishige-EF58112 「つるぎ」のHMも良く似合う112号機。良いですねぇ。(^^) この段階ではパンタは原形のPS14です。
撮影:Morishigeさん  大阪 1973.8頃
H-yamaguchi-ef58112 14系座8連を牽き、今も変わらぬ新子安を通過する。最近6連とかを見慣れているせいか、8連でも随分長く見えますね。
撮影:山口裕志さん  新子安 1981.11.17
ef5852-ef58112 「米原区の特徴であるワイパーカバーを装着していますが、機関士側がちょっと斜めのような気がします…。」(EF5852さん)
撮影:EF5852さん    藤枝―島田 1983.5.8
inayuki-ef58112 端正な原形小窓の顔立ちとP形改造の賑やかな前端バリが米原ガマ独特の表情を醸し出してますね。なお、この2エンド側の本機のヒゲの継ぎ目は三菱製ながら「<」になっています。おそらく後年の改造だと思われますがこの件について掲示板で「大ミハ」さんから有力な情報を頂きました。

「先日話題になった 112号機2エンド側の飾り帯ですが、昭和58年頃(記憶あいまい) 米原駅構内で北陸線からの臨時列車(確か12系)に連結する際に接触事故を起こしたはずです。確か上り方面(名古屋向き)牽引予定でしたので、下り方エンド(2エンド?)の前面を破損しています。推測ですがその当時すでに廃車予定、もしくは廃車発生のカマから飾り帯を移植したのでは...」との事でした。
撮影:急行伊奈ゆきさん    西小坂井―豊橋 撮影日不明
sugi-ef58112 この年の3月改正で復活した急行「くにさき」を牽く112号機。こちらは2エンド側ですが飾り帯の継ぎ目は確認できませんね。14系座11連の堂々とした編成で一度は復活した「くにさき」も昭和53年10月改正からは「阿蘇」と併結、55年10月改正で廃止になってしまいます。
「この日は、103系国電に淘汰されていく旧型国電(クハ55やクハ79)を中心に、雨上がりの早朝から昼前までこのゼロ地点で撮影していました。」(針葉樹林鉄道研究会の杉さん)
撮影:針葉樹林鉄道研究会の杉さん  206レ「くにさき」  住吉―摂津本山 1975.8.18
sugi-ef58112+48 端正な原形小窓の112号機と更新改造の48号機の並びです。こうして並ぶと原形小窓機と更新改造機の差異が際立ちますね。 112号機の飾り帯は件の2エンドですがこの段階では継ぎ目は直線の様です。
撮影:針葉樹林鉄道研究会の杉さん   向日町運転所 1976.3.18
 EF58 113〔米原〕
EF58113 こちらも米原区独自のワイパーカバーを装着した113号機。米原区の機関車はいつもきれいに整備されていました。後ろは沼津の81系お座敷客車。

※P型 原形ワイパー ワイパーカバー ヘッドマーク取付座増設 PS14Aパンタ 屋上モニタ窓Hゴム
8111レ  東京 1979.11.4
製造年月日:S31.11.10
製造:三菱電機・新三菱重工
廃車:S59.6.4〔下関(転)〕 現在、前頭部のみ保存
EF58113 20系客車用の元空気だめ引通し管のアングルコックとホースが賑やかな連結器周り。同様の改造(通称 P型改造)は43両に及んでいました。同機は新製時で最後のPS14A装備車で、112号機と同様にモニタ窓のHゴム支持化はされていませんでした。ちなみにこれは2エンド側です。
8111レ  東京 1979.11.4
EF58113 同じく東海道昼のプレゼント、8111レの先頭に立つ113号機。このスジは東京駅を12時半過ぎに発つものでした。この当時、東海道列車ホームと言うとこの12、13番線で、ホーム無しの11番線を挟んだ隣の9、10番線が横須賀線、7、8番線が湘南電車となっていました。当時の花形、ブルトレを始め優等列車の発着に使われる12、13番線にはどことなく威厳を感じたものでした。
8111レ  東京 1979.11.4
EF58113 米原区独自のワイパーカバー。これは、原形のKW3Dワイパー基部の水漏れを防止する目的で取り付けられた物です。関西ブルトレ用に増設されたヘッドマーク取付座も良く分かります。(上方のL字型でボルトが付いたもの)
8111レ  東京 1979.11.4
EF58113 原形小窓に原形ワイパーとワイパーカバー、大きなPS14パンタに特急牽引機の証、P形改造。更に米原区らしくピカピカのボディに煌めくヒゲとくれば、格好良くない訳がありません。(多分に色眼鏡もあるかと思いますが…)
8111レ  東京 1979.11.4
EF58113 SGのスチームをたなびかせて神田駅で機回し中の113号機。安全弁からスチームを吹き上げるゴハチの姿は冬の風物詩と言えましょう。
神田 1980.2.20
EF58113 機回しを終え東京駅にて発車を待つ113号機と81系お座敷。この13番線は隣の12番線とは異なり、撮影しにくいのであまり好きではありませんでした。後ろの新幹線ホームには0系の姿も見え、今となっては懐かしい一コマです。
8113レ  東京 1980.2.20
EF58113 午後の日差しを浴びて新橋を通過する113号機牽引の8113レ。この場所は2015年現在もバックのビルや鉄製の架線柱など、この当時とほとんど光景が変わっていませんね。今にもゴハチがカーブの先から顔を出すような気がしてしまいます。
8113レ  新橋 1980.2.20
EF58113 113号機とは何故か相性が良く何度も出会いました。その割にはいつも不意打ちでまともな写真は無かったりしますが…。(^^;) それにしてもこの2エンド側の顔つきは少々変な感じです。ちょっと下ぶくれ?
名古屋 1980.8.24 
上り荷物列車を牽き京都駅1番線に停車中。列車番号の記録が残ってないのでですが、北陸本線経由の荷物列車でしょうか?向かいの2番線に列車待ちの人影が多いことからそれほど遅い時間では無さそうです。 この当時は当たり前に見られた台車を連ねたホームでの荷役作業も懐かしいですね。こちらは1エンド側です。 こちらの顔つきは端正ですね。
荷4047レ?   京都 1980.8.25 
To198403-EF58113 降りしきる雪の中を行く魅力的な姿です。この後、同機も下関区に転属し東海道スジで最後まで美しい姿で活躍しました。今回PhotoCDの画像を頂きましたが、暗部の階調の出具合などなかなかですね。
「原型小窓PS14!!米原から届いた雪の日のプレゼントでした。」(To198403さん)
撮影:To198403さん  荷36レ 東戸塚付近 1984.1
ef5852-ef59113 「ワイパーカバー付きの原型小窓に PS14Aパンタグラフ搭載の113号機の牽引する荷物列車です。 きれいに整備されているという印象の強かった米原区のカマですが、飾り帯の側面に錆が浮いているのが確認できます。」(EF5852さん)
撮影:EF5852さん  荷36レ  島田―藤枝 1983.11
H-yamaguchi-ef58113 大阪駅での米原と浜松のEF58の顔合わせ。どちらも大形のPS14Aパンタグラフを付けていますが、ワイパーカバーに原形小窓&P形の113号機と上越形の特徴を色濃く残す更新改造の52号機では、随分と顔つきが異なります。
撮影:山口裕志さん  113号荷39レ  52号回5241レ  大阪 1981.3.25
H-yamaguchi-ef58113b 「169系と並ぶ113号機(米原ガマが上野駅まで入るのって珍しかったでしたっけ?)」(山口裕志さん)
これについて草津に住んでる大阪人さん曰く「極めて珍しかった」との事です。
撮影:山口裕志さん  上野 1980.3.10
「とにかくこの頃は憧れのゴハチを追ってサルのように飛び回っていました。で、113号機は何とかそのゴハチを集中的に押さえたくて下関と門司の間を何往復もして列車の中から運転所にカメラを向けた時の1枚です。今考えると何で下関運転所を訪れなかったのか・・・という感じですね。西の直流の関所である下関(運)は福岡在住の私にとって玉手箱の中の宝石を覗くようなものでした。SL時代の給炭設備を挟んで、十数両のゴハチが憩っているんです。」(EF5831さん)
113号機の周りにはDE11、DD51、奥には80系(おそらく3枚窓クハ86)や旧客、471・473系?とまさに玉手箱。
撮影:EF5831さん   下関運転所(下関―門司) 1977.2頃
 EF58 114〔宇都宮(転)〕
EF58114 50.3改正で新設された20系特急「北星」牽引用に広島から宇都宮に転属したP形6両(65,84,85,114,116,117)の1両で、そのため宇都宮のゴハチとしては珍しくエアフィルタがビニロックフィルタになっていました。同機は新製時からパンタはPS15、モニタ窓はHゴム支持でした。

※P型 電暖 PS15パンタ 屋上モニタ窓Hゴム
鶯谷 1980.9.23
製造年月日:S31.11.14
製造:東洋電機・汽車会社
廃車:S60.5.16〔田端〕
kk0630-EF58114 宇都宮運転所の倉の中で休む114号機。その顔には昼夜を問わず働き続けてきた疲れの色が隠せません。
撮影:kk0630さん  宇都宮運転所 1984.3.24
marchin kun-EF58114 セノハチを行く東京区ブルトレ塗装時代の114号機牽引「みずほ」の大変貴重な写真です。Marchin kunさんのお父君が5時間遅延で幸運にも撮影できたそうです。
ゴハチのブルトレ塗装は昭和35年10月のカニ22電源車誕生による専用機の登場からですが、「みずほ」が20系化されたのは昭和38年(1963)6月で、同年12月にはブルトレ牽引機はEF58からEF60500に交代しており、ゴハチが20系「みずほ」を牽いたのはわずか半年余りと言う超短命でした。
機関車次位のカニ22のパンタも上がっており、4パンの姿は何とも言えません。114号機の前面窓中央の目玉のようなものは、他に同じブルトレ塗装の148号機の写真で見たことがありますが、どういった意味があるんでしょうか?
写真所蔵:Marchin kunさん  7レ「みずほ」 瀬野―八本松 1963.12.18
「20系で統一され、綺麗な編成になった「急行おが」。12系を使わずナロネを普通車改造して使用していたため、綺麗な20系編成でした。」(Tc153−501さん)
撮影:Tc153−501さん  鶯谷付近  撮影日不明
yamaguchi-ef58114 広島区でブルトレ運用に付いていた頃の同機です。一生(?)特急牽引に縁の無かったゴハチもいる中で、かつてブルトレ塗装で寝台特急の先頭に立った同機がヘッドマークを掲げて再び山陽路でブルトレ牽引に返り咲き、さらに宇都宮でもブルトレ仕業に付いたと言うのは何とも幸運なカマですね。
撮影:山口正洋さん (75茶屋)  大阪  1974.4.1
ef5852-ef58114 「P型改造されていたことが幸いして、広島区から宇都宮区へ転属した114号機です。さらにEGに改造された同機は、宇都宮区の最終配置組にも抜擢され昭和60年まで活躍しました。」(EF5852さん)
撮影:EF5852さん   赤羽―田端(操) 1984.11
fj62g-ef58114a 雪かき器、つらら切り無しにHゴム窓、水切り、デフロスタ、電暖と言う宇都宮ガマの典型とも言える姿です。P形改造とビニロック式のエアフィルタが出自を物語ります。

撮影:FJ62Gさん    宇都宮運転所 1983年頃

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