ELECTRIC LOCOMOTIVE EF15 形態バリエーション(EF15二次形) |
二次形になりその後の標準形である側窓の増加(7枚化)、モニタ屋根の取付、正面扉窓の固定とそれに伴う正面通風口の設置が行われています。また、落成当初からPS14パンタを搭載し、パンタ下の機器室点検蓋の形状、屋根上手すりの設置位置が変更されています。また、抵抗器室カバーの形状変更に伴い、クレーン用のフックも取り付けられるようになりました。 さて、EF15の二次形は一次形の製造から約3年後の昭和26年4月に登場しています。これはその間、EF58同様ドッジラインにより製造が凍結されていた為です。EF58ではその間の仕掛け品がEF18、EF5835,36と言う変形機を産んだように、EF15二次形も一次形の特徴を各所に残しています。特に日立製の9〜11号機は側窓5枚の一次形の車体を利用して製作されたようで、側窓の中央3枚の位置が一次形と同じになっています。 例によって説明の色の付いたところをクリックすると詳細が見られます。イラストをクリックすると大きなものが表示されます。 |
EF15 10〔東京〕 日立製 側窓変形 |
|
EF15 11〔東京〕 日立製 引っ掛け式標識燈 側窓変形 |
特徴: |
EF15 35〔東京〕 三菱製 |
|
|
|