国鉄時代の昭和48年頃、旅客列車の大幅な電車化により、将来的にはEF58型を不足気味の貨物用機関車に転用する計画が国鉄部内で検討されていました。当時はまだまだ貨物列車が現在のように大削減されるとは考えられず、最終的に半数近くのEF58を貨物用に転用することが計画されていました。
計画では
●重連総括制御化して高速貨物列車を牽引(重連総括および貫通扉取付)
●主電動機はそのままで歯車比を変更
●歯車比はそのままで主電動機の変更
●歯車比・主電動機の変更
●大歯車・主電動機・主抵抗器の取り替え
のいずれかで検討されていたようです。諸々の事情から、この計画は中止になりましたが、もし、それが実現されていたらどうなっていたか、手持ちの写真を修整してみました。この中で、何と言っても興味深いのは貫通扉の取付と言うものです。(私だけか!)実際に行われていたら見たくもない車両になったのでしょうが、今になってみれば見てみたい気もしてしまいます。(怖い物見たさ?)(^^;)
と言うことで、試しにどんな感じになるかでっち上げてみました。技術的に裏付けのある物では全然ないので、ジョークとして見て下さい。(^^;) イメージとしてはEF61の200番台ってとこでしょうか…。