<屋根上 抵抗器室カバー>
EF58の屋根上の抵抗器室カバーは基本的に1エンド側は大きなサイズで2エンド側は小さなサイズの物が設置されています。
しかしながら、以前から指摘がありましたが1エンド側のカバーが2エンド側と同じ小さなサイズの物となった機が存在します。
真横から比較できる写真が無く、少々分かりにくいですが参考までにご覧ください。


1エンド側(左)のカバーが大きい標準タイプ(61号機)

1エンド側(左)のカバーの小さいタイプ(71号機 撮影:来Nさん)

分かりづらいですが、ほぼ同アングルで見た比較。1エンド側(右)のカバーが大きい標準タイプ(53号機)

1エンド側(右)のカバーが小さいタイプ(126号機)

全機について手持ちの写真などで確認してみたところ以下の号機が該当しました。

12、13、16、21、23、24、25、63、64、65、69、70、71、72、82、83、94、95、99、100、110、111、119、125、126、161、162、163、164、165、166号機

確認できたのは以上の31両で、全機、川崎製もしくは川崎で装備改装(車体載せ替え)を行なった機体です。
改装機も含めて川崎製造の車体は全てこの仕様になっているので、川崎製の車体の特徴と言って間違いないと思われます。

なお、EF58がそうだと兄弟機のEF15もそうかと思われますが、軽く調べたところ不思議なことに、EF15は川崎製も1エンド側が大きく2エンド側が小さい物になっている感じです。う〜ん、謎ですねぇ…。