<広島工場独自の改造>

広島区の機関車の研修を担当していた広島工場では、独自の改造を行っていました。
それは、EF58型一般に行われていた更新改造や各種改造とはひと味違った独特の物で、日除けを目的とした左右一体型のひさしの取付、初期のEF58に搭載されていたPS14Aパンタグラフを、交流機用の下枠交差式パンタグラフを直流機用に改造したPS22Bへ交換したものでした。このPS22BはEF58の他、同じく広島工場で研修を担当していたEF59、EH10にも採用され、その後、新型直流電機の標準となりました。

<上>通常のつらら切り装備機(29号機)

通常のつらら切りを装備した大窓機の例です。
つらら切りは各窓独立して取り付けられています。

<下>広島工場独自の改造機

つらら切りを参考に作られた広島工場独自の左右一体型ひさし、PS22Bパンタを装備した16号機。他の地域、工場では見られませんでした。(同工場で改造された機で他区へ転属した物もありました。)また、同機は前面窓下手すり、前面ステップが未取付、側昇降梯子の欠き取りも未施行でした。