<60号機と61号機の前頭部側面>
運転席窓下の乗務員名札さし、スカート部の御召列車用停止位置基準板(引き出し式で通常は収納されている)、足周りなどの磨きだし等、御召機独自の前頭部。また、61号機の塗色は旧型直流電機標準の「ぶどう色2号」とは違う、大宮工場独自の「ため色」に塗られています。
<左>60号機
運転席下のスカート部の停止位置基準板の穴が2つ開いています。これは、右側の原形位置の物を61号機と同じ前方に移設した際、その穴だけ残ったもの。東芝製の同機は、他機と同様、先輪覆いが各輪独立した形状です。
<右>61号機
60号機と違い停止位置基準板の穴は移設された物の1つだけです。また、同機は先輪覆いが日立製初期のゴハチに見られる一体型のタイプです。