<整備改造> |
戦時設計に準じた仕様で登場したEF15一次形は同時期に登場した旧EF58同様、様々なトラブルに見舞われ、昭和23年〜24年にかけて83項目にも及ぶ装備改造が行われ、本来の性能を発揮するようになりました。主な改造項目は以下の通りです。 1.高速度遮断機取り付け 2.抵抗器室に通風口(ベンチレータ)取り付け 3.補機室固定窓(第1・第4側窓)を引き戸に改造。 4.車体中央に固定窓増設。(EF1526と31は未改造) 5.パンタグラフをPS14に換装 6.つらら切りの取り付け 7.第2・第4動輪の砂箱を動輪の後位側に移設。原形は全て動軸の前位側に取り付け。 |