<EF1627の顔>


 
一次形では製造当初からの差異や後の改造で1エンドと2エンドで顔つきの異なるものが多く存在します。

このEF1627ではデッキステップを支えるステーの機関士側(右側)の前位側の形状が異なっています。これは2エンド側の前端バリ側面に取り付けられた手歯止め(車止め)掛け(イラストでは省略)を避けての事と思われますが、三菱製全機ではなく24(EF1629),28(EF1626),この33(EF1627)にのみ見られます。

また、本機では後に埋込式に改造された標識燈の取付位置もかなり外側に寄っていますが、両エンドでその位置は若干異なっており、1エンド側は極端に外に寄っています。ちなみに左側が1エンド、右が2エンドです。