EF5889
パックを救え! 最期のヒサシ付き上越型ゴハチ
パックことEF5889号機が動かなくなってもう半年が過ぎました。
今では休車となり田端運転所の片隅に留置されています。
昨年4月には台車検査を受けたばかり、老体とはいえ主電動機や足回りはまだまだ衰えてはいません。
ただ屋根上の腐食がひどいだけなのです。
これさえ修理すれば少なくともあと2年は動けるというのに。
しかし事態はなぜか廃車〜解体の方向へと進んでいます。
皆さん、これって疑問に思いませんか。検査を受けたばかりの機関車が致命的な事故に遭ったわけでもないのに廃車になってしまうのです。
修理に金が掛かるという理由だけで。
年度末の3月には最終的な決断がJR東日本によって下されます。これをこのまま私たちは「そういう時代」という名のせいにして
諦めるしかないのでしょうか?少なくとも僕たちは嫌です!
そこで皆さんにお願いがあります。
この文章を読んで少しでも賛同していただける方は、パックへの熱い想いや存続の願いを葉書に書いて直接JR東日本に送って下さい。
なぜ葉書かというと電話では現場に迷惑が掛かるうえ皆さんの声が「かたち」として残らないからです。
この呼びかけは団体等を通したものではなく「個人」からはじまった個人個人への問いかけとお願いです。
どれだけの風が吹くかはわかりません。ただ、このまま何もしないでパックを終わらせたら次はもうロクイチしか残っていません。
EF58という鉄道文化財を守るためにも沿線の皆さんどうかご協力のほど宜しくお願いします。
パックは廃車の淵から蘇った奇跡の機関車です。
EF58ファンの願いをJR東日本に託して、もう一度パックに奇跡を起こしましょう。
再びの雄姿(青15号)が見られることを願って!
残された時間はあとわずか。